一部準備通貨への依存低減を世界に求める=中国人民銀行

2009年 06月 26日 21:22 JST
 

 [北京 26日 ロイター] 中国人民銀行は26日、年次金融安定報告書を発表し、一部の準備通貨への過度の依存を低減するよう国際社会に求める考えを示した。

 人民銀行は、1つの通貨が世界の金融システムを独占する状況は深刻な問題だと指摘した。

 主要基軸通貨国は自国通貨の管理を強化すべきとし、米国に対して間接的に、金融・財政政策を過度に緩和させることでドルの価値を低下させるべきでないとの注文をつけた。

 報告書は、人民銀行の周小川総裁が提示したスーパーソブリン(超国家)準備通貨の創設をあらためて提示。同総裁は3月末に、国際通貨体制の見直しを求める論文を発表し、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)が米ドルに取って代わることが可能との見解を示した。

 人民銀行の報告書はまた、IMFが加盟国の外貨準備の一部の運用を任せられるべきとの見解を示した。

 年次報告書の概要は6月19日に発表されていた。

 
 
 
 
 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ