5月ユーロ圏小売売上高、予想以上の落ち込み=統計局
[ブリュッセル 3日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が3日発表した5月のユーロ圏小売売上高は予想以上に落ち込み、消費支出の回復がリセッション(景気回復)を和らげるとの期待を裏切る結果となった。
5月の小売売上高は前月比0.4%減少し、前月の0.1%増からマイナスに転じた。ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.1%減よりも大きく悪化した。
前年比では3.3%減少し、前月の2.5%減からマイナス幅が拡大。やはりエコノミスト予想の2.7%減に比べ大幅な落ち込みとなった。
大和証券のエコノミスト、コリン・エリス氏は「内需がユーロ圏経済を早期に救うことは期待できないことが裏付けられた」と述べた。
フォルティス・バンクのニック・カウニス氏は「今週発表されたドイツの指標が好調だったことを考えれば、今回の数字はやや驚きだ。自動車販売は好調だったが、このデータには自動車販売は含まれていない」と指摘した。
5月のユーロ圏小売売上高では、食品以外の売上高が前月比0.6%、前年比3.4%それぞれ減少した半面、食品・飲料・たばこの売上高は前月比0.2%増加(前年比では1.7%減)した。
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