EU競争当局、独オペル買収で徹底調査実施へ=独政府高官

2009年 07月 4日 01:31 JST
 

 [ミュンヘン 3日 ロイター] ドイツ政府高官は3日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GMGMQ.PK傘下オペルの買収を目指す各候補に対し、政府の補助金に関する欧州連合(EU)の基準を満たす事業計画を策定するよう求めた。

 EUが徹底的な反トラスト調査を実施する見通しとしている。

 オペルに関する政府の作業部会を率いる経済技術省のヨヘン・ホマン事務次官は、EUが比較的長期となる「フェーズ2」の反トラスト調査を行うことを予想しているかとの記者団の質問に対し「明確にそう思う」と述べた。

 ただEU競争当局が懸念を示すと思われる問題については、オペル買収についての事業計画が提出されていないことを理由に具体的な言及を控えた。月末までに事業計画が提出されることを期待していると述べた。

 ホマン事務次官は自動車業界の会合で、カナダのマグナMgaのオペルに関する事業計画について懐疑的な見方を示した。浮き沈みの激しいロシア市場に基づいていることや、オペルが抱える非稼動の生産設備活用に向け、ほかの自動車メーカーの協力が得られるかどうか疑問があると指摘した。

 オペル取得を目指すマグナ、RHJインターナショナル(RHJI.BR: 株価, 企業情報, レポート)、北京汽車工業の3社については特に好ましい候補はないと述べた。

 
 
 
 
 
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