フィッチ、イタリア・スペインなどユーロ圏5カ国を格下げ

2012年 01月 28日 08:42 JST
 
check

[ニューヨーク 27日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、イタリア、スペイン、ベルギー、キプロス、スロベニアのユーロ圏5カ国の格付けを引き下げた。見通しはいずれも「ネガティブ」。

今後2年間に2分の1の確率で一段の格下げの可能性があることを示唆した。

フィッチは声明で、これら5カ国が短期的に金融や財政の衝撃に対しぜい弱とし、「準備通貨としてのユーロの地位の恩恵を十分に享受していないと判断した」と指摘した。

個別には、イタリアの格付けを「Aプラス」から「Aマイナス」に、スペインを「AAマイナス」から「A」に、ベルギーを「AAプラス」から「AA」に、スロベニアを「AAマイナス」から「A」に、キプロスを「BBB」から「BBBマイナス」にそれぞれ引き下げた。

アイルランドの格付けは「BBBプラス」に据え置いた。

フィッチは、格下げによって、経済見通しの著しい悪化と、国レベルでの財政問題への取り組みや欧州中央銀行(ECB)による長期リファイナンスオペのこれまでの成功のという、プラスとマイナスの要因の均衡が図られたとした。

*写真を追加し、見出しを修正して再送します。

写真

デフレ続くなら金利上昇しにくい

PIMCOで日本の債券運用を統括する正直知哉氏は、デフレが続く限り日本の金利は上昇しにくいとの見方を示した。
  記事の全文 | 特集ページ 

1月27日、フィッチ・レーティングスは、イタリア、スペイン、ベルギー、キプロス、スロベニアのユーロ圏5カ国の格付けを引き下げた。イタリア南部トッレ・デル・グレーコで2005年9月撮影(2012年 ロイター/Giampiero Sposito)
写真
松に願う復興

岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松が、10日発足した復興庁の看板に使われた。あまりにも遅い発足だが、一日も早い復旧・復興への決意が松に込められたと信じたい。  ブログ 

最新ニュースのほか、ブログやコラム、スライドショーなどの最新情報をお届け