米フォード第4四半期は営業利益が減少、北米以外の業績が悪化
[27日 ロイター] 米自動車大手フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)が27日発表した第4・四半期決算は、一時項目を除いた営業利益が11億ドル(1株当たり0.20ドル)と、前年同期の約13億ドル(同0.30ドル)から減少しアナリスト予想を下回った。
欧州やアジアなど北米以外の業績がさえなかったことや、コモディティ(商品)相場の上昇に圧迫された。
トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストによる1株利益予想の平均は0.25ドルだった。
純利益は136億ドル(1株当たり3.40ドル)。前年同期は1億9000万ドル(同0.05ドル)だった。税関連の一時利益として124億ドルを計上したことが背景となった。一時利益により、通年の純利益は202億ドルと、1998年以来最大となった。
商品相場の上昇や、為替差損、欧州・アジア・南米での業績悪化が利益を押し下げた。同社の商品関連コストは年間で23億ドルと、同社予想の22億ドルを若干上回った。
同社のルイス・ブース最高財務責任者(CFO)は記者団に対し「外部環境が悪化しており、北米以外の大半の地域に影響が出ている」と説明。商品・為替相場、タイの洪水の影響も、わずかながら予想より大きくなったと話した。
欧州部門は、損失額が1億9000万ドルと、前年同期の5100万ドルから大きく拡大。CFOは、欧州について、当面厳しい環境が続くとし、2012年の同部門の成長は、債務危機や各国の緊縮財政措置によって抑えられるとの見通しを示した。
洪水の影響によるタイでの減産が響き、アジア部門は8300万ドルの赤字となった。前年同期は2300万ドルの利益を計上していた。
競争が激化している南米では、税前の営業利益が1億0800万ドルと、前年同期の2億8100万ドルから減少した。
同社の株価は、1552GMT時点で前日比2.6%安の12.41ドルで推移。取引開始前の時間外取引で、一時前日比5%超下落した。
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