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欧米諸国、中国の「一帯一路」を過小評価=ドイツ駐中国大使
2017年6月9日 / 03:08 / 3ヶ月前

欧米諸国、中国の「一帯一路」を過小評価=ドイツ駐中国大使

[北京 8日 ロイター] - ドイツのマイケル・クラウス駐中国大使は8日、中国が掲げるシルクロード経済圏構想「一帯一路」を欧米諸国は過小評価していると述べた。現時点での構想は中国中心に傾き過ぎ、外国企業に機会を提供できていないと指摘しつつも、重要な枠組みであると理解を示した。

同大使は外国人記者クラブで、ドイツは「一帯一路」に大いにメリットがあると考えていると発言。ただ、多くの国、特に欧州諸国と米国が構想をほとんど無視していると感じ、驚いたと述べ、「構想はやや過小評価されている。目を覚ますべきだ」と語った。

一方で、中国が中国中心の枠組みとして構想を推進し続けていることは懸念だとも指摘。「われわれはより対等な立場での枠組みを望む。現時点では欧州連合(EU)と中国が対等な立場で交渉することは可能でない」と述べた。

大使はまた、欧州企業は「一帯一路」への参加を望んでいるが、参加条件として技術移転を求められるなど、歓迎されていないと感じていると指摘。

トランプ米政権の対中国政策はまだ固まっておらず、米国の新たな駐中国大使も着任していないため、現時点でドイツと米国は対中国で協力する関係は築けていないと述べた。

大使は「一帯一路」のこうした欠点を認めつつも、環太平洋連携協定(TPP)や他の経済圏構想が断念されつつある状況下では、「一帯一路」を支持すべきとの考えを示した。

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