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中国1月対外投資は36%減、資本流出規制で不動産投資が減少
2017年2月16日 / 02:53 / 7ヶ月前

中国1月対外投資は36%減、資本流出規制で不動産投資が減少

 2月16日、中国商務省が発表した1月の金融を除く対外直接投資(ODI)は、前年比35.7%減の532億7000万元(77億7000万ドル)と16カ月ぶりの低水準となった。政府による資本流出規制で海外不動産投資が落ち込んだ。写真の人民元・米ドルは、北京で昨年1月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

[北京 16日 ロイター] - 中国商務省が発表した1月の金融を除く対外直接投資(ODI)は、前年比35.7%減の532億7000万元(77億7000万ドル)と16カ月ぶりの低水準となった。政府による資本流出規制で海外不動産投資が落ち込んだ。

1月の海外不動産投資は84.3%減少した。

中国は、人民元相場の下押しや外貨準備の一段の減少につながる資本流出への規制を強化している。

こうした規制を受けてODIは昨年12月に前年比39.4%減の84億1000万ドルと、同年として最低の水準に落ち込み、1月も大幅減の流れが続いた。

商務省の報道官は「1月のODIは減少したが、全般的な構造は改善している」と指摘した。

1月のODIでは不動産に加え、文化・スポーツ・娯楽分野への投資も93.3%落ち込んだ。

一方、当局が規制の対象を選別していることを反映し、海外の製造業セクターやIT(情報技術)セクターへの投資はトレンドに逆行、それぞれ79.4%、33.1%増加した。

中国国家外為管理局(SAFE)は先週、ロイターへの声明で「リスクに関する規制当局からの警告や短期的な資本規制が成果を上げている。国内企業は自社の状況に応じて、より秩序的かつ合理的にODIを行っている」との認識を示した。

2016年全体のODIは44.1%増の1701億ドルだった。

フィッチ傘下のBMIリサーチ(シンガポール)のシニアアナリストは「(資本規制の)影響はおそらく限定的だ。数カ月間は流出を抑制するとみられるが、中国経済のファンダメンタルズは依然弱く、長期的には資金流出の圧力はまだかなり強い」との見方を示した。

<海外からの直接投資も減少>

1月の海外からの直接投資(FDI)は前年比9.2%減の801億元(116億8000万ドル)。

商務省の広報担当者は、比較対象である前年同月が高水準だったことや、今年は春節(旧正月)が例年より早い時期となったことが、減少の主な理由だと説明した。

16年12月のFDIは5.7%増の814億2000万元、16年年間では4.1%増の8132億2000万元だった。

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