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中国人民銀総裁、大規模な刺激策を否定 「緊急時は柔軟に対応」
2016年3月13日 / 22:22 / 2年前

中国人民銀総裁、大規模な刺激策を否定 「緊急時は柔軟に対応」

 3月12日、中国人民銀行の周小川総裁は、過度な刺激策を用いて経済成長率を押し上げる必要はないと述べる一方、国内外で経済に大きなショックが生じた場合には柔軟に対応すると強調した。写真は上海で2月撮影(2016年 ロイター/Aly Song)

[北京 12日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は12日、過度な刺激策を用いて経済成長率を押し上げる必要はないと述べる一方、国内外で経済に大きなショックが生じた場合には柔軟に対応すると強調した。現在の穏健な金融政策を維持する姿勢もあらためて示した。

開会中の中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に合わせた記者会見で述べた。

周総裁は「現在の金融政策は穏健で、バイアスは若干の緩和方向にある」と指摘。その上で「経済の状況をめぐる判断によっては、金融政策を大幅に調整すべき局面が生じる場合もある」との認識を示した。

人民銀行の金融政策スタンスは「緩和」「適度な緩和」「穏健」「適度な引き締め」「引き締め」の5種類。2008年の世界的な金融危機に伴い「適度な緩和」を採用、2011年に「穏健」に変更した。

周総裁は「金融政策をリアルタイムで調整する。国内外の環境に大きな変化があれば、柔軟性を保ってショックに対応する」と主張した。

総裁は、為替政策で貿易促進を図る必要はないとも強調。輸出増のために人民元安に誘導することはないとの政府の立場を繰り返した。

また、人民銀行の易綱副総裁は同じ会見で、今年の経済成長率目標は達成可能と述べた。中国政府は今年の成長率目標を6.5─7%に設定。2015年の成長率は6.9%で、25年ぶり低水準だった。

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