Reuters logo
中国航空機リース企業がIPOで資金調達、航空需要の大幅増で
2014年7月14日 / 06:03 / 3年前

中国航空機リース企業がIPOで資金調達、航空需要の大幅増で

[シンガポール/北京 11日 ロイター] - 中国の航空機市場が急成長を見せる中、中国地場の航空機リース企業が香港やシンガポールなどの国際金融市場で資金を調達し、国際的に事業展開する大手がシェアを押さえるマーケットに食い込もうとしている。

中国では中間所得層の増加で航空旅客数の伸びが著しく、ボーイング(BA.N)の推定では、中国の航空会社は今後20年間でジェット旅客機6000機、7800億ドル相当を就航させる必要がある。長期的リスクを取ることを避けるため、航空各社はその多くをリース契約で調達するとみられ、コンサルティング会社アセンドによると、現在800機程度の中国の航空機リース市場は、2018年までに50%拡大する可能性があるという。

11日に香港株式市場に上場した航空機リースの中国飛機租賃集団(1848.HK)のケースは、こうした流れに乗って事業拡大を狙う航空機リース会社の正に典型だろう。中国飛機租賃集団は、現在3%程度の市場シェアを押し上げるために株式公開で調達した資金1億ドルのほとんどを航空機の調達に充てるとしている。

航空機リース会社の株式公開は今後も続くと思われるが、他方で中国工商銀行(1398.HK)、交通銀行(601328.SS)、中国銀行(3988.HK)などの大手銀行が、ダブリンやシンガポールといった航空機ファイナンスの中心都市に航空機リース子会社を設立して資金調達する流れもある。

「中国大手銀のリース子会社は、親銀行との取引関係をうまく利用して受注を獲得している」と、ニューヨークに駐在する格付け会社フィッチ・レーティングス幹部は語っている。

アセンドは、中国のリース企業の2013年の国内市場シェアは38%だったが、2018年までには55%を超えると予測、中国飛機租賃集団も株式公開目論見書の中でこの予測を引用している。

しかしそこに至るまでには、オランダのエアキャップ・ホールディングス(AER.N)傘下のインターナショナル・リース・ファイナンス(ILFC)や米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の航空機リース子会社GEキャピタル・アビエーション・サービシズ(GECAS)など、世界最大手との熾烈な競争が待っているだろう。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below