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中国PPI、4月は前年比+6.4%に鈍化 CPIは+1.2%に加速
2017年5月10日 / 03:34 / 4ヶ月前

中国PPI、4月は前年比+6.4%に鈍化 CPIは+1.2%に加速

 5月10日、中国国家統計局が発表した4月の生産者物価指数(PPI)上昇率は前年比6.4%で3月の7.6%から鈍化、予想の6.9%を下回った。鉄鉱石と石炭の価格が一段と下落し、伸び率は2カ月連続で鈍化した。写真は製鉄工場の従業員。チャイナ・デイリー提供写真(2017年 ロイター)   

[北京 10日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した4月の生産者物価指数(PPI)上昇率は前年比6.4%で3月の7.6%から鈍化、予想の6.9%を下回った。鉄鉱石と石炭の価格が一段と下落し、伸び率は2カ月連続で鈍化した。

鉄鋼の供給増を吸収できるほど内需が強くないとの懸念に圧迫された。

製造業購買担当者景気指数(PMI)も伸びが鈍化しており、今回のデータを受け、中国経済は依然として底堅いものの、力強いスタートを切った年初から減速しつつあるとの見方が強まりそうだ。

大幅に上昇してきた中国コモディティー市場では調整の兆しが見られており、アナリストは生産者物価がピークを打った可能性を指摘している。4月には在庫増を巡る懸念から中国先物市場で鉄鉱石と鉄鋼価格が数カ月ぶりの安値を付けた。

ANZ(香港)の中国担当シニアエコノミスト、ベティ―・ワン氏は、生産者物価が一段と鈍化し、今年後半の中国の経済成長率を押し下げる可能性があると予想。「昨年後半の景気回復モメンタムは主にPPIによってもたらされた」と述べた。

ただ、「PPIやCPIのトレンドにかかわらず、デレバレッジが政策の焦点となっており、われわれは政策の方向性にPPIとCPIが大きな影響を及ぼすとは思っていない」とした。

キャピタル・エコノミクスはリポートで、コモディティー価格が一段と下落していることを踏まえると、生産者物価は5月も伸びが鈍化する見込みと指摘した。

PPIは前月比では0.4%低下。昨年6月以来のマイナスとなった。

一方、4月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.2%上昇。伸び率は3月の0.9%から加速し、市場予想(1.1%)も上回った。

食品価格は3.5%低下した。

コアインフレ率は2.1%とやや加速。医療コストが5.7%上昇した。

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