欧州市場サマリー(13日)

2009年 07月 14日 06:09 JST
 
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     1319GMT       10日

ユーロ/ドル   1.3951      1.3930

ドル/円    92.280       92.520

ユーロ/円   128.73       128.88

              13日終値     前営業日終値

株 FT100 4202.13(+74.96) 4127.17

  クセトラDAX     4722.34(+146.03) 4576.31

金 現物午後値決め 908.50   913.00

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  99.075 (‐0.010)  0.460(0.430)

独連邦債2年物 1.221(1.205)

独連邦債10年物(9月限) 122.18 (‐0.14) 3.273(3.267)

独連邦債30年物   4.053(4.065)

 <為替> 円が対ドルで上昇し、5カ月ぶりの高値をつけた。電子取引システムのEBSによるとドルは一時91.73円に下落した。

 米企業決算をめぐる懸念を背景に、年内の経済回復は限定的との不安感が膨らんだ。リスク許容度が低下したことを受けて円が買われている。

 <株式> ロンドン株式市場は上昇。エネルギー・鉱山株に買いが入ったほか、金融株が上昇し相場を支援した。

 FT100種総合株価指数は74.96ポイント(1.82%)高の4202.13。出来高は薄く、過去90日間の平均の67%にとどまった。

 レッドメイン・ベントレーのティム・ホワイトヘッド氏は「(FT100種)は4000―4400のかなりタイトなレンジ取引が続いていると考えている。上値抵抗線を持続的に上回ることを示唆する兆しはこれまでのところ特に見られない」と述べた。

 銀行株に買いが入り一時の下げから値を戻した。米金融株の上昇が支援した。有力銀行アナリストが米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「バイ」に引き上げたほか、セクターの業績業績について楽観的な評価を示した。

 イングランド銀行(英中央銀行)のビーン副総裁は、中銀当局者は景気刺激に向けて一段の措置が必要かどうかについて状況を監視していると述べる一方、状況は正しい方向に向かっているとの認識を示した。

 バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.1―2.9%上昇した。

 保険株のフレンズ・プロビデント(FP.L: 株価, 企業情報, レポート)が12.6%高。レゾリューション(RSL.L: 株価, 企業情報, レポート)からの買収提案を拒絶した。レゾリューションは2.8%下落した。

 フレンズ・プロビデント株の急伸は、今後より好条件の買収案が提示されるとの投資家の期待感を示しており、一部アナリストからは長く待たれてきた業界再編の一歩になる可能性があるとして歓迎する声も聞かれた。

 リーガル・アンド・ジェネラル(LGEN.L: 株価, 企業情報, レポート)、アヴィヴァ(AV.L: 株価, 企業情報, レポート)、オールド・ ミューチュアル(OML.L: 株価, 企業情報, レポート)はすべて6%超上昇した。

 米原油先物が当初の上昇から値を消すなかでエネルギー株が上昇、全体を押し上げた。ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)は2%、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%、ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.5%それぞれ上昇した。

 堅調な金属価格を背景に鉱山株も買われた。BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.1―5.3%上昇した。

 一方、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.4%安。同社は12日、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)の買収を断念していないと述べた。アングロ・アメリカンは2.7%上昇。オブザーバー紙によると、エクストラータはアングロ・アメリカンに対しより好条件の買収案を提示する見通し。

 欧州株式市場は反発。米金融株の上昇に追従し銀行株が値上がりしたほか、石油株が買われ、相場は前週の大幅な下げを一部取り戻した。

 FTSEユーロファースト300種指数は15.90ポイント(1.95%)高の830.19。一時、4月下旬以来の安値となる805.93をつけた。

 DJユーロSTOXX50種指数は63.75ポイント(2.79%)高の2345.22。

 米金融株の上昇を手掛かりに、銀行株がこの日の上昇を主導。有力銀行アナリストのメレディス・ホイットニー氏が米ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げ、金融セクターの業績に強気な見方を示したことが、米金融株を押し上げた。

 BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、コメルツ銀行(CBKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)が1.5─4.3%高。

 UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は4.8%高。UBSと米検察当局は米顧客の名簿提出問題で、交渉による解決を目指し、この日に予定されていた審理の延期を裁判所に申請し、裁判所はこれを承認した。

 最近の下落を背景に、株価が魅力的な水準にあるようにみられるとの指摘もある。

 原油価格の下落にも関わらず、石油株に買いが入った。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)、レプソル(REP.MC: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.3─2.2%高。

 自動車株も高い。ポルシェは9.7%高。カタール投資庁(QIA)が約70億ユーロを投じ、ポルシェの持ち株会社の株式約25%のほか、フォルクスワーゲン(VW)株を追加購入できるオプションを取得する見通しとのニュースを好感した。ポルシェとVWはともにコメントを拒否した。

 VWは4.9%、ダイムラー(DAIGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は6%、BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は3.3%高。

 <ユーロ圏債券> 軟調。株式が堅調となるなか債券は下落に転じた。

 米株式はゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)をはじめとする今週の企業決算発表を前に神経質な展開となっていたが、有力銀行アナリスト、メレディス・ホイットニー氏の強気のコメントを手掛かりに買いが膨らんだ。

 RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は「株式が売られていたため債券は強気で始まったものの、のちに株式が切り返したことを受け債券は軟調となった」と述べた。 

 ただ、カリヨンのアナリストによると、今週は需給懸念からの圧迫がないことから、下げは限定的だった。今週は約160億ユーロの入札が見込まれる半面、年初から2番目の規模である550億ユーロ程度の償還や利払いがあるという。

 前出のマグワイア氏は「供給面だけを見ると、欧州(債券相場)は今週強気となってしかるべきだが、主要指標を欠くなか、独連邦債は米国の動向、特に第2・四半期決算の内容に左右されるだろう」と指摘した。

 独連邦債先物9月限は3ティック安の122.29。一時は122.47をつけたが、清算後の1536GMT時点では122.21まで下落した。ただ、季節要因から出来高は34万枚と、前月の平均63万枚を大幅に下回った。

 独連邦債2年物利回りは約2ベーシスポイント(bp)上昇し1.221%。一時は1.194%をつけた。

 同10年物利回りは3.272%に小幅上昇した。

 今週はイタリア・フランス・スペインが約160億ユーロの国債入札を実施する見通しとなっている。

 ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債と独連邦債の利回り格差は一時若干拡大し約121bpと、4月下旬以来の水準となった。

 欧州中央銀行(ECB)の発表によると、ECBおよびユーロ圏の各中央銀行が新たに4300万ユーロのカバードボンドを買い入れ、買い入れ総額は6600万ユーロになった。

              [東京 14日 ロイター]

 
 

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