欧州市場サマリー(19日)
1248GMT 16日
ユーロ/ドル 1.4918 1.4903
ドル/円 90.790 90.880
ユーロ/円 135.45 135.42
19日終値 前営業日終値
株 FT100 5281.54(+91.30) 5190.24
クセトラDAX 5852.56(+109.17) 5743.39
金 現物午後値決め 1050.50 1047.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.165 (+0.010) 0.405(0.423)
独連邦債2年物 1.428(1.448)
独連邦債10年物(12月限) 121.38 (‐0.08) 3.292(3.298)
独連邦債30年物 4.021(4.044)
<為替> ドルが対ユーロで14カ月ぶり安値付近で推移。米連邦準備理事会(FRB)が来年にかけて政策金利をゼロ近辺に据え置くとの観測が広がっている。
欧州株価が堅調なことや米企業決算に対する楽観的な見方から米株価指数先物が上昇していることを背景に、豪・ニュージーランドドルなど商品相場に敏感な通貨が、対ドルで数カ月ぶり高値近くに上昇した。
<株式> ロンドン株式市場は反発。アップルAPPL.Oなど米主要企業の決算発表を待つなか、需要見通しの改善による商品相場の上昇を受け、鉱山・エネルギー株に買いが入った。
FT100種総合株価指数は年初来の高値を更新した。
米原油先物が1年ぶり高値をつけたことを背景に、石油メジャーが堅調だった。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.6―2.7%高。
ドル安や企業業績の回復にともなう需要改善期待から金属相場が上昇し、鉱山株を支援。アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、フレスニロ(FRES.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.9―4.8%高となった。
銀行株も大手主導で値上がりした。HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.3%、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.6%、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.4%、それぞれ上昇した。資産運用のシュローダー(SDR.L: 株価, 企業情報, レポート)は5%高。
ただ、一部国有化された銀行はさえず、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.2%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.2%、それぞれ値下がりした。
通信のケーブル&ワイヤレス(C&W)(CW.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.2%値下がりした。シティグループが投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げた。
欧州株式市場は反発。企業決算に対する楽観的な見方が高まる中、ほぼすべてのセクターが上昇し、終値としては1年ぶり高値をつけた。投資評価引き上げを手がかりに食品大手ネスレ(NESN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が買われた。
FTSEユーロファースト300種指数は16.84ポイント(1.67%)高の1026.46。終値ベースでは前年10月3日以来の高値。
DJユーロSTOXX50種指数は53.88ポイント(1.86%)高の2947.41。
FTSEユーロファースト300種指数は3月9日につけた最安値から59%上昇。景気回復に対する明るい見方が強まっているほか、米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)やインテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)などの予想を上回る企業決算が背景。
トムソン・ロイターのデータによると、16日時点で米S&P構成銘柄の61企業が第3・四半期決算を発表し、うち79%がアナリスト予想を上回った。
この日米市場の引け後に発表されるアップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の決算が注目されている。
ネスレは3.5%高。UBSは同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価を43スイスフランから50スイスフランにそれぞれ引き上げた。UBSは、ネスレが米アイケア会社アルコン(ACL.N: 株価, 企業情報, レポート)の株価上昇の恩恵を受けていると指摘した。ネスレはアルコンの株式の一部をスイスのノバルティス(NOVN.VX: 株価, 企業情報, レポート)に売却した。
自動車ダイムラー(DAIGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は7%高。第3・四半期決算は予想を上回り、手元流動性が増加した。
他の自動車株も軒並み上昇。BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、プジョー(PEUP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、ポルシェ、ルノー(RENA.PA: 株価, 企業情報, レポート)、フォルクスワーゲン(VW)(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は2.9─4.3%高。
銀行株がこの日の上昇分の大半を占め、BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)は2.1─3.4%高。
<ユーロ圏債券> 薄商いのなか10年債価格が下落。一方、米株式相場が伸び悩むなか、2年債利回りは低下し、一時つけた9週間ぶり水準から押し戻される格好となった。
2・10年債の利回り格差は前週末の185ベーシスポイント(bp)から188bpに拡大した。
ロンドンのあるトレーダーは「金利が早期に上昇せず、株式が勢いを失いつつあるなか、期間が長めの国債入札を週内に控え、2・10年債の利回り格差は拡大が続いている」と述べた。
1535GMT時点で、独連邦債先物12月限は20ティック安の121.27。出来高は40万枚と、日次平均の70万枚相当を大きく割り込んだ。
独連邦債2年物利回りは1.1bp低下し1.427%。ロイターのチャートによると、一時1.47%と、8月13日以来の水準をつける場面もみられた。
同10年物利回りは1.8bp上昇し3.305%。
[東京 20日 ロイター]
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