NY株主要指数反落、住宅着工など受け利食い売り広がる
[ニューヨーク 20日 ロイター] 米株式市場は反落。アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)やキャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算が強い内容となる一方、住宅着工件数や卸売物価指数(PPI)が失望感を誘い、利食い売りの動きが広がった。
9月の住宅着工件数が予想を下回る伸びとなったほか、9月のPPIも予想外の低下となり、景気回復の勢いの弱さを示す内容となった。
デュポン(DD.N: 株価, 企業情報, レポート)は2.2%安。同社の第3・四半期決算は、利益が市場予想を上回ったものの、売上高は予想に届かなかった。
コカ・コーラ(KO.N: 株価, 企業情報, レポート)も第3・四半期の売上高が予想を下回り、1.3%下落した。
この日は商品(コモディティー)が値を下げ、ロイター/ジェフリーズCRB指数は7営業日ぶりに、米原油先物は9営業日ぶりに、それぞれ下落。これを嫌気して素材セクターで売りが広がった。
住宅建設株も売られ、ダウ住宅建設株指数は2.1%安となった。
オークブルック・インベストメンツの首席トレーダーは「市場は決算関連の材料を消化して景気の現状を把握しようとしている。このところ相場が比較的好調に上昇してきたことから、若干戻り売りが出ている」と指摘。「住宅着工統計が予想より弱かったことで、景気見通しがやや悪化し、コモディティーを圧迫している」との見方を示した。
ダウ工業株30種は50.71ドル(0.50%)安の1万0041.48ドル。
ナスダック総合指数は12.85ポイント(0.59%)安の2163.47。
S&P総合500種は6.85ポイント(0.62%)安の1091.06。
キャタピラーは、第3・四半期決算が予想を大幅に上回ったことを好感して1年ぶり高値をつけ、3%高で引けた。
この他に決算を発表した企業では、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX.N: 株価, 企業情報, レポート)が減益を嫌気して0.1%下落。ファイザー(PFE.N: 株価, 企業情報, レポート)は利益が市場予想を上回ったものの、株価は0.3%下落した。
原油の値下がりを受けて、シェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)とエクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)はともに約0.8%安。
アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は4.7%急伸。同社が前日の取引終了後に発表した決算は、利益と売上高がともに予想を上回り、証券会社は同社の目標株価を最高で280ドルまで引き上げた。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 10041.48(‐50.71)
前営業日終値 10092.19(+96.28)
ナスダック総合
終値 2163.47(‐12.85)
前営業日終値 2176.32(+19.52)
S&P総合500種
終値 1091.06(‐ 6.85)
前営業日終値 1097.91(+10.23)
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