欧州市場サマリー(21日)

2009年 10月 22日 04:17 JST
 
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     1402GMT         20日

ユーロ/ドル   1.4981        1.4939

ドル/円   91.060       90.670

ユーロ/円   136.45       135.48

              21日終値     前営業日終値

株 FT100 5257.85(+14.45) 5243.40

  クセトラDAX     5833.49(+21.72) 5811.77

金 現物午後値決め 1053.75 1061.75

              先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.170 (+0.010)  0.422(0.445)

独連邦債2年物 1.414(1.378)

独連邦債10年物(12月限) 121.10 (‐0.72) 3.321(3.231)

独連邦債30年物   4.084(3.982)

 <為替> ドルが対ポンドで1カ月ぶり安値をつけた。イングランド銀行(英中央銀行)は10月7─8日の金融政策委員会議事録を発表し、資産買い入れプログラムの規模維持を全員一致で決定したことを明らかにした。

 また、米金利が当面低水準にとどまりドルを圧迫するとの見方から、ユーロ/ドルは一時、14カ月ぶりに1.50ドルを上抜けた。

 <株式> ロンドン株式市場は反発。予想を上回る米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)やウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算が支援した。

 FT100種総合株価指数は一時、5174.48に下落する場面もあった。

 前日発表された米ネット検索大手ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)の第3・四半期決算で利益が前年比3倍超に増加し、市場予想を上回ったことも材料視されたという。

 モルガン・スタンレーとウェルズ・ファーゴの決算を手掛かりにセンチメントが上向くなか、銀行株への買いが膨らんだ。

 ただ、キング英中銀総裁が抜本的な銀行改革が必要との見方を示したことを受け、銀行株は一時下落していた。ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)の決算が大幅増益となったものの、米銀の好決算に比べ見劣りしたことも圧迫した。

 HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%高。ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.2─1.6%高。

 食品小売株も高い。テスコ(TSCO.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.3%上昇し、同セクター全体を押し上げた。ノムラのアナリストは同銘柄の目標株価を引き上げた。

 一方、リスク選好の動きが高まるなか、ディフェンシブ銘柄の医薬品株は売られた。グラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)は1%安、アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.4%安。

 個別銘柄ではロンドン証券取引所(LSE.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%安。ゴールドマン・サックスがバリューエーション上の理由から、投資判断を「ニュートラル」に引き下げ、欧州「コンビクション・バイ」リストから除外したことを嫌気した。

 欧州株式市場は反発。原油価格の上昇を受けて石油株が買われた。予想を上回る米企業決算も支援材料となった。

 FTSEユーロファースト300種指数は4.59ポイント(0.45%)高の1025.88。2008年10月3日以来の高値近くで引けた。3月9日につけた過去最安値からは約59%上昇している。

 DJユーロSTOXX50種指数は11.75ポイント(0.40%)高の2936.83。

 ウニクレディトのストラテジスト、タンモ・グリートフェルド氏は「経済指標の大幅改善が第3・四半期決算にも表れているというのが大方の見方だ。株式市場の基本的要因に変化は見られず、そろそろ小休止があってもいいが、上向きの勢いは続くだろう」と述べた。

 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、原油在庫が予想よりも小幅な増加にとどまった後、原油価格は80ドル台に乗せ、1年ぶり高値をつけた。ユーロ/ドルが一時1.50ドルを上抜けたことも原油価格上昇につながった。

 石油株では、ENI(ENI.MI: 株価, 企業情報, レポート)、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS: 株価, 企業情報, レポート)、レプソル(REP.MC: 株価, 企業情報, レポート)が0.7─1.2%高。

 米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)の第3・四半期決算は予想を上回る黒字となった。債券セールス・トレーディング収入が好調だったほか、投資銀行部門の引受業務が改善した。

 米ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)が前日発表した第3・四半期決算は利益が前年比で3倍以上に増加した。

 銀行株は終盤にかけて上昇。ナティクシス(CNAT.PA: 株価, 企業情報, レポート)は11.4%高。クレディ・スイスが目標株価を4.2ユーロから5.7ユーロに引き上げた。投資判断は「アウトパフォーム」を維持した。

 バンコ・サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%、それぞれ値上がりした。

 <ユーロ圏債券> 国債利回りが上昇。この日明らかとなった10月の英中銀政策委員会議事録で、資産購入プログラム拡大に関する指摘がみられず、英国債の下落につられる格好となった。

 欧米の株式相場が値上がりしたことも国債相場を圧迫。独連邦債先物は下落し約4週間ぶり安値に迫り、10年債利回りも約4週間ぶりの水準に上昇した。

 議事録によると、資産買い入れプログラムの規模を1750億ポンドに維持する決定は9対0の全員一致だった。

 カリヨンの金利ストラテジスト、デービッド・キーブル氏は「量的緩和解除は世界的なテーマだが、今回の英中銀政策委議事録は、量的緩和解除が実際にあり得る可能性を示唆している」と述べた。

 独連邦債先物12月限は66ティック安の121.16。一時120.95に下落した。

 あるトレーダーは「節目となる121.00を割り込んだことで、一定のストップが巻き込まれ、ロングにしていた投資家にとっては都合がよくなかった」と述べた。

 独連邦債10年物利回りは7.5ベーシスポイント(bp)上昇し3.313%。独連邦債2年物利回りは2.2bp上昇し1.40%。

 2・10年債の利回り格差は4bp拡大し190bpとなった。

               [東京 22日 ロイター]

 
 

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