S&Pとナスダックが続落、ハイテク株に利食い売り
[ニューヨーク 27日 ロイター] 米株式市場はS&P500種とナスダックが3営業日続落。このところ値上がりしていたハイテク株に利益確定の売りが出た。米コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数が予想以上に低下したことは、個人支出をめぐる警戒感につながった。
中国ネット検索大手の百度公司(BIDU.O: 株価, 企業情報, レポート)が前日、今期売上高が予想を下回るとの見通しを発表したことも失望を誘い、ハイテク株を圧迫した。フィラデルフィア半導体株指数は2.5%安。
一方、英BP(BP.N: 株価, 企業情報, レポート)(BP.N: 株価, 企業情報, レポート)の決算を好感し、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)とシェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)は値を上げ、ダウ工業株30種(ドル)は小反発して取引を終了した。
ウィリアムズ・キャピタル・グループの米株トレーディング責任者、スティーブン・カール氏は「利食い売りに押されている。消費者信頼感もさえない内容だった」と指摘。「前週はダウがおおむね1万ドルを上回る水準で推移するなど好調だった。相場は過大評価されている可能性があるとの見方が支配的となっている」と述べた。
ダウ工業株30種は14.21ドル(0.14%)高の9882.17ドル。
ナスダック総合指数は25.76ポイント(1.20%)安の2116.09。
S&P総合500種は3.54ポイント(0.33%)安の1063.41。
IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)も0.5%上昇し、ダウの上げを支援した。同社は、自社株買いの規模を92億ドルに拡大する方針を発表した。
百度公司の弱い売上高見通しを嫌気し、ハイテク株は軟調。百度公司は11.4%、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は2.5%それぞれ下落し、ナスダックの下げを主導した。グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)も1.1%安。
半面、英BPの好決算が追い風となり、エクソンモービルは2.3%、シェブロンは1.5%それぞれ上昇。また原油価格が持ち直したこともエネルギー株の支援材料となった。
この日発表された経済指標では、大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)が発表した10月の消費者信頼感指数が47.7と前月の53.4から大幅に低下。エコノミスト予想の53.1も下回り、消費者が雇用市場に対する懸念を強めていることが浮き彫りになった。
これを受けS&P小売り株指数は1.6%安、S&P一般消費財指数も1.7%安。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した8月の主要20都市圏の住宅価格動向を示す指数は、4カ月連続で上昇。エコノミスト予想(前月比0.7%上昇)を上回る前月比1.2%上昇となった。
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