東証、システム障害の原因調査中=週明けは通常通り取引へ

2009年 10月 30日 18:21 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] 東京証券取引所[TSE.UL]は30日、同日発生したシステム障害について会見し、週末にかけて早急に原因を解明し、週明けは通常通り取引を行う方針を示した。原因は依然調査中で、東証は、どの程度の時間で解明できるかについて明言を避けた。

 東証によると、ファーストリテイリング(9983.T: 株価, ニュース, レポート)株式について、引け値で売買を成立させる「条件付注文」を処理する段階でシステムに障害が発生した。30日午後2時59分59秒までの立会い時間中は通常通り取引され、障害が起きたのは、その後の条件付売買をするための板寄せの処理の段階だった。 

 東証は30日、午後2時59分に付いたファーストリテの株価を終値と認定し、東証株価指数と日経平均株価を算出・配信した。TOPIXの終値の配信時間は通常より大幅に遅れ、午後3時27分だった。

 ファーストリテ株の条件付注文が異常に多かったためにシステム障害が起きたのか、との質問に対し、会見した東証の市本博康・株式部長と宇治浩明・株式売買システム部長は。大量ではなかったと思うとの見解を示し、どうしてファーストリテ株でトラブルが発生したのかも調査中であるとの見解を示した。

 障害を起こしたシステムは富士通(6702.T: 株価, ニュース, レポート)製で「10年稼動しているシステムで最近作ったものではない」(東証)という。

 東証は2010年から新しい高速売買システムを導入する予定だが、その開発プロセスに与えるような問題に発展することはないとの見方を示した。東証では2007年12月13日、養命酒製造(2540.T: 株価, ニュース, レポート)の株式でも類似する障害が発生していた。

(ロイターニュース 江本 恵美)

 
 

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