NY株主要指数が大幅反落、景気回復めぐる懸念広がる
[ニューヨーク 30日 ロイター] 米株式市場は急反落し、ダウの下げ幅は7月以来の大きさとなった。景気回復の勢いは、過去7カ月間の株高を維持するには不十分との見方が広がった。また、シティグループの財務状況をめぐる懸念を背景に金融株が売られた。
多くのミューチュアルファンドが年度末を迎える中、株式市場はほぼ全面安の展開となった。
株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は24%急上昇し、2008年10月以来の上昇率となった。
ダウ工業株30種は249.85ドル(2.51%)安の9712.73ドル。
ナスダック総合指数は52.44ポイント(2.50%)安の2045.11。
S&P総合500種は29.92ポイント(2.81%)安の1036.19。
月間ベースでは、ナスダックとS&Pは8カ月ぶりの下落となった。週間ではダウが2.6%、ナスダックが5.1%、S&Pが4%それぞれ下落した。
シティ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%安。会計の専門家ロバート・ウィレンズ氏は、第4・四半期にシティが繰り延べ税金資産をめぐり100億ドルの損失を計上する可能性が高いとの見方を示した。
KBW銀行株指数は5%、S&P金融株指数は4.8%下落した。
ダウは構成銘柄がすべて下落。JPモルガン(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は5.8%安、エクソン・モービル (XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.1%安と下げが目立った。
ハイテクではアップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が4%安となったほか、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)も2.7%下落した。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 9712.73(‐249.85)
前営業日終値 9962.58(+199.89)
ナスダック総合
終値 2045.11(‐52.44)
前営業日終値 2097.55(+37.94)
S&P総合500種
終値 1036.19(‐29.92)
前営業日終値 1066.11(+23.48)
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