10月の米自動車販売、GMが約2年ぶりに増加

2009年 11月 4日 09:12 JST
 
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 [デトロイト 3日 ロイター] 10月の米自動車販売は、ゼネラル・モーターズ(GM)[GM.UL]の販売台数が約2年ぶりに増加に転じた。自動車市場が緩やかな回復に向かっていることが示された。ただ、クライスラーは30%減だった。

 調査会社オートデータによると、10月の米自動車販売は、年率換算で1046万台となった。

 政府の自動車買い替え支援策で販売が急増した7月と8月を除くと、約1年ぶりの高水準になった。

 トゥルーカー・ドット・コムのアナリスト、ジェシー・トプラック氏は「最悪期は過ぎだと断言できる。市場・消費者需要が相対的に改善している」と指摘。ただ、高失業率や消費者信頼感の低迷が続いているため、「年内と来年の回復は、当初の予想ほど急ピッチではないだろう」と述べた。

 9月は、買い替え支援策終了で在庫が減少したことから、販売が年率922万台に落ち込んでいた。10月の販売台数は、買い替え支援策の影響を受けない最初の月として注目が集まっていた。

 10月の各社の販売台数はGMが4%増、フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)が3%増、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)が小幅増。3社ともアナリスト予想を上回った。

 韓国の現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)は49%の大幅増。予想を上回り、市場シェアを拡大した。

 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は約6%増、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は1%弱の減少。

 GMの販売アナリスト、マイク・ディジョバンニ氏は「業界全体で一定の回復が見られた」と指摘。

 ただ失業率が高いことから、販売回復のペースに懸念を示す声も根強い。

 フォードのエコノミスト、エミリー・コリンスキ・モリス氏は「経済が力強さを増すまで、消費者は慎重な姿勢を維持するだろう」と述べた。

 在庫が依然として通常の水準を下回っているため、メーカーは値引き幅を抑えることが可能という。

 フォードは、インセンティブ(販売奨励金)が業界全体で前年比10%減少したと推定している。

 GMは、2008年1月以来初めて販売が前年比で増加した。同社は10月の市場シェアが21%に拡大したと推定している。

 
 
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