三井住友FG、10年3月期当期利益予想を据え置き

2009年 11月 13日 21:47 JST
 
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 [東京 13日 ロイター] 三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、2010年3月期の連結当期利益予想を従来予想の2200億円で据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト11人の予測平均値2293億円を4%下回っている。銀行単体ベースの不良債権処理損が計画を下回るが、グループ会社の収益が想定を下回る。

 09年4―9月の連結当期利益は前年同期比48.3%増の1235億円になった。通期予想に対する進ちょく率は56.1%。国債の売買が好調だったほか、国際業務部門の資金利益の増加で業務粗利益が業績予想比193億円上回った。

 通期の不良債権処理損(単体ベース)は従来予想の3800億円から3400億円に見直した。記者会見した北山禎介社長は、上期の処理損が計画比730億円下回る1569億円に収まったと説明。前年同期比では672減少している。政府の景気対策効果などや業績不振企業に対する支援などが効いているという。

 不良債権処理損の減少を受けて、銀行単体の当期利益予想を従来の1800億円から2000億円に上方修正した。

 会見した北山禎介社長は資本増強の必要性について、国際的な規制の議論を踏まえ、「自己資本比率規制の枠組みの変化などがあり、必要性が生じた場合には最適な方法で調達を検討する」と述べた。

また、下期の長期金利については1.3―1.6%のレンジで想定していると表明。「国の財務規律の懸念から当面は慎重に運用する」との考えを示した。

 (ロイター日本語ニュース 布施太郎記者)

 
 
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