パナソニック、来年4月めどに三洋・パナ電工を完全子会社化
[東京 29日 ロイター] パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)は29日、三洋電機6764.Tとパナソニック電工6991.Tを完全子会社化すると正式に発表した。両社は上場廃止になる見込み。
株式公開買い付け(TOB)を行った上で株式交換する方法で、来年4月をめどに完全子会社化する計画。買収総額は8184億円。
パナソニックは同日、5000億円を上限とする普通株の発行登録も正式発表した。2社株の買い付けは手元資金を充てる方針だが、TOB実施後に財務基盤を強化するため、株価動向や市況を見極めた上で、新株発行による資金調達の決議を判断する。
2社のTOB期間は8月23日から10月6日で、価格は、三洋が1株138円、パナ電工が1株1110円。TOBで100%の株式を取得できない分は株式交換を行う予定。交換比率はTOB後に決定する。パナソニックの財務アドバイザー(FA)は野村証券。
三洋電機のFAはアビームM&Aコンサルティング、パナソニック電工のFAは大和証券キャピタルマーケッツ。
パナソニックは三洋電機の50.05%の株式を保有。昨年12月に連結子会社化し、半導体事業や物流事業の売却を決め、不採算事業の整理を進めてきた。パナソニック電工は04年に連結子会社化し、現在51%の保有比率。太陽電機に強みのある三洋電機と住宅設備大手のパナソニック電工を完全子会社化することで、グループ一体で環境・エネルギー事業を強化する。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二)
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