米株市場は反落、原油高でインフレ・金利上昇懸念

2008年 05月 8日 06:54 JST
 
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 [ニューヨーク 7日 ロイター] 米国株式市場は反落。米原油先物が123ドルを超えて最高値を更新したことでインフレや金利上昇をめぐる懸念が高まり、主要3指数は1%以上下落した。ダウ工業株30種は206.48ドル(1.59%)安の1万2814.35ドル。

 ナスダック総合指数は44.82ポイント(1.80%)安の2438.49。

 S&P総合500種指数は25.69ポイント(1.81%)安の1392.57。

 物価上昇で需要が圧迫され住宅市場低迷による影響が深刻になるとの懸念から、銀行や住宅建設など消費に左右される銘柄が売られた。

 アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)は7%近く下落。AIGはあす決算を発表するが、モーゲージへのエクスポージャーを背景に、2四半期連続の赤字になるとみられている。

 金融では、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、アメリカン・エキスプレス(AXP.N: 株価, 企業情報, レポート)などが売られた。

 米カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁が、インフレの脅威を考えると連邦準備理事会(FRB)はある時点で時宜にかなった方法で利上げする必要があると述べたことも投資家の警戒感を高めた。

 アランB.ランツ&アソシエーツのアラン・ランツ社長は「インフレが懸念材料だ。FRBはインフレ対策として利上げする以外に選択肢は多くない。経済がFRBの期待通りに成長しなければ、利上げは環境をより一層難しくする」と指摘。「消費者信頼感はおよそ20年ぶりの低水準に落ち込んでいる。エネルギー価格が毎週のように上昇すれば、消費者の家計への見方が厳しくなるのも当然だ」と述べた。

 消費関連銘柄では、ギャップ(GPS.N: 株価, 企業情報, レポート)が1.8%下落、ホーム・デポ(HD.N: 株価, 企業情報, レポート)が2.5%下落。S&P小売り株指数は1.6%下落した。

 また、エネルギーへの依存度が高いメーカーも売られ、キャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)が約2%下落、ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)は1.4%下落した。

 住宅建設では、トール・ブラザーズ(TOL.N: 株価, 企業情報, レポート)が4.6%下落した。

 ハイテク株では、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が2.2%安で取引を終えた。

 エネルギー株は最近、原油高を受け上昇していたが、この日は利食い売りの動きが優勢になり、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)が下落した。

 
 
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