日経平均は5日ぶり反落、一服感と週末の手仕舞い売りで

2008年 05月 16日 16:10 JST
 
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 [東京 16日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落。4日連騰の後で一服感が広がったほか、週末で手仕舞い売りが出た。「日本株の割安感がうすれるなかで利食い売りを消化し上値を追うには、ややエネルギー不足」(東洋証券シニア・ストラテジストの児玉克彦氏)だったという。

 ただ、市場センチメントの改善を受けて、堅調な地合いが持続するとの見方が強い。「来週もしっかりとした展開になりそうだ」(国内投信)との声が出ている。

 東証1部の売買代金は2兆6110億円にとどまった。業種別では海運が終日堅調だったほか、鉄鋼や証券などもしっかり。半面、空運や小売り、不動産はさえない。

 東証1部騰落数は値上がり656銘柄に対し、値下がりは944銘柄。変わらずは120銘柄だった。

 きょうの日経平均は小動きの末、反落で大引けたが、市場関係者の間では強気なコメントが目立つ。「先高感が強い中ではウエートを落とし過ぎるリスクの方が大きい。積極的に売りにくい状態だ」(外資系証券)、「全体では割安感が薄れているように見えても、個別では依然として異常な割安感がある銘柄が多い」(ユナイテッド投信投資顧問シニアファンドマネージャーの高塚孝一氏)などの声がきかれた。

 国内企業決算の発表はピークを越え「来週は目ぼしい決算発表がほとんどない。安定した地合いが期待できるのではないか」(国内証券投資情報部)との見方が出た。 

 個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)など、大手銀行株が終日しっかり。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)などの鉄鋼株も買われた。

 ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などのハイテク株は反落。ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)や武田薬品工業(4502.T: 株価, ニュース, レポート)は続落した。

 丸井グループ(8252.T: 株価, ニュース, レポート)など小売もさえない。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの自動車株はまちまちだった。新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)は前日比変わらずで引けた。  

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 
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