米株は反発、強い小売売上高や企業買収案件を好感

2008年 06月 13日 07:37 JST
 
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 [ニューヨーク 12日 ロイター] 米国株式市場は反発。予想を上回る米小売売上高やベルギーのビールメーカー、インベブ(INTB.BR: 株価, 企業情報, レポート)の米アンハイザー・ブッシュ(BUD.N: 株価, 企業情報, レポート)に対する463億ドルでの買収提案を受け、消費支出や株価への楽観的な見方が広がった。

 マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)は、ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)買収交渉を打ち切ったことが好感され、4%以上急伸してS&P500を押し上げた。マイクロソフトによるヤフー買収はリスクが高いとみていた投資家の間に安ど感が広がった。一方、ヤフーは大幅安となり、ナスダックを圧迫した。 

 マイクロソフトによるヤフー買収交渉中止のニュース以前に、原油相場が朝方の大幅安から切り返したことを受け、相場はこの日の高値から下げていた。原油相場は前日終値比で上昇して終了。

 グローバル・キャピタル・マネジメントのヘッドトレーダー、Mark Schlarbaum氏は「マイクロソフトは、ヤフーとの提携に向けた交渉を打ち切るとしたことで大きく上昇したが、ヤフーにとってはネガティブな材料となった。ただこのニュースは、ダウ構成銘柄であるマイクロソフトを押し上げ、ダウを支援した」と述べた。

 マイクロソフトが4.1%上昇する一方、ヤフーは10.1%急落した。

 ダウ工業株30種は57.81ドル(0.48%)高の1万2141.58ドル。

 ナスダック総合指数は10.34ポイント(0.43%)高の2404.35。

 S&P総合500種指数は4.38ポイント(0.33%)高の1339.87。

 5月の米小売売上高が予想を大きく上回る伸びをみせたことから、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)は1%上伸。コールズ(KSS.N: 株価, 企業情報, レポート)は3%高、サックス(SKS.N: 株価, 企業情報, レポート)は2.4%高。

 前述のSchlarbaum氏は「原油相場が午後になって切り返したときは小売株を大きく圧迫すると予想したが、実際は予想したほどではなかった。これは相場が連日の下げで売られ過ぎていたことを示している」と指摘した。

 アンハイザー・ブッシュは、ベルギーのインベブから買収提案を受けたことを明らかにし、5.2%上昇。

 リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は5日続落して4.4%安。リーマンは12日、カラン最高財務責任者(CFO)を降格したほか、新たな最高執行責任者(COO)兼社長を任命したことを明らかにした。

 クアルコム(QCOM.O: 株価, 企業情報, レポート)は、四半期利益見通しを上方修正したことが強材料となり5.8%上伸。S&P500とナスダックの双方を押し上げた。

 米原油先物は、朝方の大幅安から値を戻し、前日終値比0.36ドル高の1バレル=136.74ドルで取引を終えた。

 
 
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