欧州市場サマリー(1日)

2008年 07月 2日 06:32 JST
 
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  1304GMT 30日

ユーロ/ドル 1.5786 1.5755

ドル/円   105.41 106.09

ユーロ/円   166.41 167.17

              1日終値     前営業日終値

株 FT100 5479.9 (‐146.0) 5625.9

  クセトラDAX     6315.94(‐102.38) 6418.32

金 現物午後値決め 937.50 930.25

        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  94.915 (‐0.010)  4.286(4.305)

独連邦債2年物 4.587(4.609)

独連邦債10年物(9月限) 110.46 (‐0.11) 4.620(4.628)

独連邦債30年物   4.860(4.868)

 <為替> 円が上昇。銀行セクターの追加損失などへの懸念からリスク回避が強まり、ドルが売られる一方、円は押し上げられている。

 ユーロ/ドルが上昇し、前日の3週間ぶり高値付近で推移した。欧州中央銀行(ECB)は3日の理事会で利上げするとみられている。

 <株式> ロンドン株式市場は大幅反落。損失拡大が懸念される金融セクターの下げが目立った。このところ上げていた石油・鉱山株も売られた。

 FT100種総合株価指数は一時3カ月強ぶり水準まで下落した。

 経済指標が金融株を圧迫。6月の英住宅価格が前月比0.9%下落し、8カ月連続のマイナスとなった。また6月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は45.8と、2001年12月以来の低水準となった。

 チャールズ・スタンレー個人顧客リサーチ部門のジェレミー・バットストーン・カー代表は「一段の不透明性が見込まれ、追加評価損が計上される可能性もある。金融株に買いを入れるのは時期尚早だ」と指摘。「今年下半期、早ければ第3・四半期にはディフェンシブ銘柄から景気循環銘柄へのシフトが始まると予想している」と述べた。

 バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HBOS(HBOS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(スタンチャート)(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.0―5.1%安となった。

 スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は10年ぶり水準に下落し5.3%安で引けた。第2・四半期に50億ドル程度の追加評価損を計上する可能性があるとのうわさを嫌気した。

 ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート) は4.4%安。ディーラーによると、信用収縮が今後数カ月収入を圧迫する可能性や追加評価損計上が懸念されている。

 鉱山株では、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシス(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)が3.6―4.8%安となった。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)は12%近く下げて引けた。

 エネルギー株ではBP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.4%安、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%安。ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%安。タローオイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%安となった。

 欧州株式市場は反落し、2005年10月以来の安値で引けた。銀行セクターの資産評価損への懸念が再燃し、強い原油価格でこの日もインフレ懸念が高まった。

 銀行株が下落した。UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は10年ぶり安値水準となり、5.3%安で引けた。ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%安。クレジット危機による一段の大幅な評価損で、同セクターの第2・四半期業績がさらに押し下げられるとのうわさが広がった。

 仏通信大手フランステレコム(FTE.PA: 株価, 企業情報, レポート)は逆行高で2.4%上昇した。同社が北欧の通信大手テリアソネラ(TLSN.ST: 株価, 企業情報, レポート)の買収計画を撤回したことを受け、複数の証券会社が投資判断を引き上げた。

 FTSEユーロファースト300種指数は25.81ポイント(2.15%)安の1175.55。

 DJユーロSTOXX50種指数は59.95ポイント(1.79%)安の3292.86。

 鉱山・エネルギー株の下げが目立った。原油、非鉄金属価格が堅調に推移したものの、世界経済見通しへの懸念に圧迫された。

 BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.4%、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.1%、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.8%それぞれ下落した。

 原油価格が高水準を維持し、消費支出と企業の投入コストを懸念する見方が強まった。

 自動車株が下落。BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が1.9%安、PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が3.6%安、ルノー(RENA.PA: 株価, 企業情報, レポート)2%安となった。

 <ユーロ圏債券> 下落。欧州株安を受け一時上昇していたが、米供給管理協会(ISM)製造業景気指数が予想外に底堅い内容となり、米債券の伸び悩みに追随する格好となった。

 欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、全般的に振れが大きかった。今回の理事会では利上げが見込まれているが、市場では、今後利上げが続くか見極めようとしている。

 6月のISM製造業景気指数は50.2で、5カ月ぶりに判断の分かれ目となる50を上回った。

 ウエストLB(ロンドン)の債券ストラテジスト、ジョン・デービス氏は、ISM統計が相場をやや圧迫したものの、株安が下支えしたと話した。ユーロファースト300指数は2%を超える下げとなった。

 1539GMT時点で、独連邦債先物9月限は10ティック安の110.47。この日の安値は110.29。

 独連邦債2年物利回りは1.7ベーシスポイント(bp)低下し4.592%。一時4.499%に低下した。

 同10年物は一時4.521%に低下し、終盤は4.632%で横ばいとなった。2・10年債の利回り格差は約4bpでほぼ変わらず。

 EURIBOR金利先物は、2009年の各限月が最大2.5bp低下した。

 [東京 2日 ロイター]

 
 

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