欧州株式市場は反落、銀行の評価損懸念や原油価格高受け
[パリ 1日 ロイター] 欧州株式市場は反落し、2005年10月以来の安値で引けた。銀行セクターの資産評価損への懸念が再燃し、強い原油価格でこの日もインフレ懸念が高まった。
銀行株が下落した。UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は10年ぶり安値水準となり、5.3%安で引けた。ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%安。クレジット危機による一段の大幅な評価損で、同セクターの第2・四半期業績がさらに押し下げられるとのうわさが広がった。
仏通信大手フランステレコム(FTE.PA: 株価, 企業情報, レポート)は逆行高で2.4%上昇した。同社が北欧の通信大手テリアソネラ(TLSN.ST: 株価, 企業情報, レポート)の買収計画を撤回したことを受け、複数の証券会社が投資判断を引き上げた。
FTSEユーロファースト300種指数は25.81ポイント(2.15%)安の1175.55。
DJユーロSTOXX50種指数は59.95ポイント(1.79%)安の3292.86。
鉱山・エネルギー株の下げが目立った。原油、非鉄金属価格が堅調に推移したものの、世界経済見通しへの懸念に圧迫された。
BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.4%、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.1%、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.8%それぞれ下落した。
原油価格が高水準を維持し、消費支出と企業の投入コストを懸念する見方が強まった。
自動車株が下落。BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が1.9%安、PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が3.6%安、ルノー(RENA.PA: 株価, 企業情報, レポート)2%安となった。
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