米株式市場は上昇、GMが堅調・金融株も回復

2008年 07月 2日 06:47 JST
 
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 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米国株式市場は上昇。ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)の6月の国内自動車販売台数が予想を上回ったことを好感した。また、値下がりしていた金融株に値ごろ感からの買いが入り、原油高をめぐる懸念の影響を相殺した。

 ダウ工業株30種は32.25ドル(0.28%)高の1万1382.26ドル。

 ナスダック総合指数は11.99ポイント(0.52%)高の2304.97。

 S&P総合500種指数は4.91ポイント(0.38%)高の1284.91。

 ダウ工業株30種は今年上期に、1970年以来の大幅な下落を記録していたが、第3・四半期は上昇でスタートを切った。

 GM株は約2%上昇し、取引後半の相場全体の回復をけん引した。

 金融株は一時軟調だったが午後になって反転。UBSは、クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(アメックス)(AXP.N: 株価, 企業情報, レポート)、キャピタル・ワン・フィナンシャル(COF.N: 株価, 企業情報, レポート)、ディスカバー・フィナンシャル・サービシズ(DFS.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断について、バリュエーションが困難な経営環境を反映しているとして、「セル」から「ニュートラル」に引き上げた。

 ただし、インフレ懸念が引き続き、相場の圧迫材料となった。中東の情勢緊迫化や、国際エネルギー機関(IEA)の報告を受けた供給懸念を背景に、米原油先物は、過去最高値で取引を終了した。

 テミス・トレーディングの共同マネジャー、ジョー・サルーシ氏は「キーワードはGMだ。これまで売られすぎていたため、反転が予想されていた。予想より少しでも良いニュースがあれば、それが引き金となる。投資家は、安値となっている株を買う理由を探していた」との見方を示している。

 ただGMの販売が予想を上回ったのは例外で、フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、クライスラーなどは不振。フォード株は2.1%下落した。

 米供給管理協会(ISM)が1日発表した6月の製造業部門指数は、ドル安を受けて景気指数が5カ月ぶりに50を上回る一方、価格指数がスタグフレーション下の1970年代以来の水準に上昇した。

 アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は4.3%上昇、ナスダックを押し上げた。サンフォードCバーンスタインは、アップルの目標株価を引き上げた。

 金融ではリーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)が5.8%上昇した。モルガン・スタンレーがリーマン株の買いを推奨したことが好感された。

 金融サービスのCITグループ(CIT.N: 株価, 企業情報, レポート)は29.7%急伸。同社は、住宅ローン部門とその他住宅ポートフォリオの売却で合意した。

 
 
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減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
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