米国株式市場はダウ反発、米雇用統計やエネルギー株上昇で

2008年 07月 4日 08:04 JST
 
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 [ニューヨーク 3日 ロイター] 米国株式市場はまちまち。米雇用統計が一部で懸念されたほど悪い内容とならなかったことや、原油高を受けたエネルギー株の上昇でダウが反発した。一方、ナスダックは続落し、S&P500はほぼ横ばいとなった。

 米グラフィック用半導体設計のエヌビディア(NVDA.O: 株価, 企業情報, レポート)が30.7%安と急落し、ナスダックを圧迫した。同社は前日、弱気な業績見通しを示したほか、世界市場の低迷を指摘。これを受けてコンピューター業界の見通しをめぐる懸念が強まった。

 エヌビディア株の下落はフィラデルフィア半導体株指数を1%押し下げた。 

 原油価格が145ドルを突破して過去最高値を更新するなか、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は1%高、シェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高となり、ダウとS&P500を支援した。

 6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が6万2000人減少した。減少は6カ月連続となったものの、エコノミスト予想にほぼ沿った数字となった。

 米雇用統計を受けて複合企業の3M(MMM.N: 株価, 企業情報, レポート)などが上昇し、ダウを後押しした。3Mは1.4%高。ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX.N: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高。

 医療保険のエトナ(AET.N: 株価, 企業情報, レポート)は6.7%安、ヘルス・ネット(HNT.N: 株価, 企業情報, レポート)は12%安となり、S&Pの上値を抑えた。ゴールドマン・サックスが2社の投資判断を「セル」に引き下げたことが要因となった。

 ダウ工業株30種は73.03ドル(0.65%)高の1万1288.54ドル。

 ナスダック総合指数は6.08ポイント(0.27%)安の2245.38。

S&P総合500種指数は1.38ポイント(0.11%)高の1262.90。

 週足では、ダウが0.5%、S&P500が1.2%、ナスダックが3%それぞれ値下がりした。4日は米独立記念日で休場。

 6月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)が48.2と予想外に悪化し、3カ月ぶりに判断の分かれ目となる50を割り込んだことを受け、S&Pは一時弱気相場に落ち込んだ。ISM非製造業指数の価格指数は1997年の統計開始以降で最高水準となった。S&Pはその後、安値から戻した。

 この日は短縮取引で薄商いとなった。

 
 
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