米国株式市場が大幅高、原油下落やWファーゴ決算を好感
[ニューヨーク 16日 ロイター] 米国株式市場は大幅高。主要3指数は軒並み2%超上昇し、過去3カ月あまりで最大の伸びとなった。ウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)の底堅い決算で信用不安が後退したほか、原油価格が4ドル安となり、米消費者物価指数(CPI)統計を受けたインフレ懸念も和らいだ。
この日発表された6月の米CPIは前月比1.1%上昇し、ハリケーン「カトリーナ」後の2005年9月以来の大幅な伸びを記録した。
銀行株に買いが集中し、ウェルズ・ファーゴは32.8%急伸。シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)も約13%あるいはそれ以上の大幅高となった。
ウェルズ・ファーゴは増配方針も発表。前週のインディマック・バンコープIMB.Nの業務停止を受けて高まっていた金融セクターへの不安が幾分和らいだ。
米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)も約30%急伸。両社は月初来、株価が60%超下落していた。
INGインベストメント・マネジメント・アメリカズの投資ストラテジスト、ブライアン・ジェンドロー氏は「原油が1バレル4ドル下落したほか、主にウェルズ・ファーゴのニュースを材料に金融株が上昇した」と指摘した。
ダウ工業株30種は276.74ドル(2.52%)高の1万1239.28ドル。
ナスダック総合指数は69.14ポイント(3.12%)高の2284.85。
S&P総合500種指数は30.45ポイント(2.51%)高の1245.36。
半導体メーカーのアルテラ(ALTR.O: 株価, 企業情報, レポート)は12.1%高。第2・四半期の売上高がアナリスト予想を上回ったことが支援材料となった。
16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で米原油先物8月限は前日比4.14ドル安の1バレル=134.60ドル。14日終値からは10ドル超下げており、シェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.4%、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%、それぞれ下落した。
原油相場下落を好感して航空株指数は18.1%急伸。
原油安で消費者への圧迫が緩和されるとの期待から、S&P小売株指数も5.5%上昇。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O: 株価, 企業情報, レポート)は7.2%高となった。
ダウ住宅建設株指数は10.3%高で、過去4カ月で最大の伸びとなった。
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