日経平均続伸、25日線水準重く引けにかけては伸び悩む
[東京 23日 ロイター] 東京株式市場の日経平均は続伸。米国株高や107円台のドル高/円安、アジア株高を受けてセンチメントが改善し、短期筋による先物主導で日経平均は一時200円を超える上昇となった。
海外からの実需買いが入ってきたとみられることが先物買いを後押ししたという。ただ、25日移動平均線(1万3377円21銭)付近が重く、引けにかけては先物の手仕舞い売りがでて伸び悩んだ。
東証1部の騰落は、値上がり1257銘柄に対し値下がり383銘柄、変わらずが85銘柄となった。
米国株高、ドル高/円安、原油安と、東京市場をめぐる外部環境が好転。米金融機関の決算発表が一巡したことでイベントリスクも消え、短期筋による先物買いに主導されて日経平均は朝方のうちに1万3300円台を回復した。「基本的には先物主導の展開。ただ、海外からとみられる実需買いが入っていることが、先物買いを後押ししている」(準大手証券)との声が聞かれた。
東証1部売買代金は2兆2627億円と、2兆円に届かなかった前日に比べてじわりと増加。「実需買いの規模はそれほど大きいわけではない。ただ、これまでの海外勢の売りスタンスが変わったのではないかとの期待が持てる」(別の準大手証券)という。
前場終盤から後場にかけてアジア株の上昇を確認したことでセンチメントはさらに好転。日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。
しかし、22日から2日間の日経平均の上昇幅は500円を超えており、ピッチの早さも意識される。このため引けにかけては短期筋の手仕舞い売りが出て、日経平均は伸び悩んだ。米ニューヨーク州のクオモ司法長官が、スイスのUBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)を証券詐欺で民事告発するとのウォールストリート・ジャーナル紙報道も、手仕舞い売りにつながったという。
個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)など3メガバンクが堅調。東証1部売買代金の上位3位までを独占した。三菱地所(8802.T: 株価, ニュース, レポート)など不動産株も買われた。
新日鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)がしっかり。コマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)が堅調。ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T: 株価, ニュース, レポート)が買われた。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)は小安い。NTT(9432.T: 株価, ニュース, レポート)やNTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)が軟調。国際石油開発帝石ホールディングス(1605.T: 株価, ニュース, レポート)が売られた。
(ロイター日本語ニュース 松平陽子)
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