欧州市場サマリー(23日)
1309GMT 22日
ユーロ/ドル 1.5748 1.5783
ドル/円 107.74 107.34
ユーロ/円 169.70 169.38
23日終値 前営業日終値
株 FT100 5449.9 (+85.8) 5364.1
クセトラDAX 6536.09(+93.30) 6442.79
金 現物午後値決め 926.50 961.50
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 94.960 (+0.015) 4.318(4.322)
独連邦債2年物 4.589(4.596)
独連邦債10年物(9月限) 110.10 (‐0.11) 4.659(4.637)
独連邦債30年物 4.871(4.912)
<為替> ドルが上昇。対円では1カ月ぶり、対ユーロでは2週間ぶり高値をつけている。原油の下げやリスク志向の高まりがドルを支援している。
<株式> ロンドン株式市場は反発。住宅金融大手HBOS(HBOS.L: 株価, 企業情報, レポート)など金融株に買いが入った。
HBOSは16.9%高。トレーダーによると、金融セクターの全般的な回復に加え、スペインの競合BBVA(BBVA.MC: 株価, 企業情報, レポート)が買収に関心を示しているとのうわさが手掛かりとなった。両社ともコメントを控えている。
銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)が値上がりした。
保険のフレンズ・プロビデント(FP.L: 株価, 企業情報, レポート)は13.1%高、スタンダード・ライフ(SL.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.1%高となった。ゴールドマン・サックスが顧客向けノートで、フレンズを「ノット・レーテッド」から「コンビクション・バイ」に指定、スタンダード・ライフを「コンビクション・バイ」に採用したことを明らかにした。
原油下落は石油株の売りにつながった。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タローオイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.8―2%安となった。
UBSのストラテジスト、ガレス・エバンズ氏は「大方はエネルギー株を買い持ち、金融株を売り持ちにしている。原油価格が下落し始めれば、ポジション入れ替えの誘惑が高まるだろう」と述べた。
携帯電話大手ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高。前日は大幅に下げていたが、この日は自社株買いプログラムの導入を公表したことを好感した。
欧州株式市場は反発。米国で住宅関連法案の成立が見込まれるなか、金融株が4カ月ぶりの大幅な上昇となった。また堅調な決算と原油価格の下落を背景に自動車株に買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数は23.95ポイント(2.06%)高の1188.99。一時2.3%高となった。
DJユーロSTOXX50種指数は61.26ポイント(1.84%)高の3387.50。
金融株はこの日、3月半ば以降で最大の上昇率となった。英住宅金融大手のHBOS(HBOS.L: 株価, 企業情報, レポート)は16.8%高。市場筋によると、スペインのBBVA(BBVA.MC: 株価, 企業情報, レポート)が同社買収に関心を示している。両社はこの件について発言を控えている。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)が11.8%、クレディ・アグリコール(CAGR.PA: 株価, 企業情報, レポート)が7.4%、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が7.1%それぞれ上昇した。
市場関係者は、政府系住宅金融機関(GSE)支援を含む米住宅関連法案の下院での採決に注目している。米下院は23日中にも同法案を可決する見通しで、ブッシュ米大統領も、署名する方針を示した。
独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、フィアット(FIA.MI: 株価, 企業情報, レポート)の堅調な決算を好感し、自動車株に買いが入った。
VWは6.9%高、PSAプジョー・シトロエンが9.2%高、フィアットが13.7%高となった。
原油価格がこの日も下落し、航空株を支援した。エールフランスKLM(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が6%、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(BAY.L: 株価, 企業情報, レポート)が7%、ルフトハンザ(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が4%それぞれ上昇した。
<ユーロ圏債券> 6日続落。原油価格の一段安で株価が値上がりしたことが引き続き嫌気された。
7月9─10日の英中銀金融政策委員会議事録は、利上げ・据え置き・利下げの3通りの意見が示されるなか、全般的にタカ派的と受け止められたという。
欧米経済統計の発表が少ないなか、原油・株式動向をにらみながらの展開となった。
ウエストLBの債券ストラテジスト、ジョン・デービス氏は「アセットアロケーションや質への逃避の動きが主体で、欧州株は値上がりし、債券を圧迫した」と述べた。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限は19ティック高の110.01。
独連邦債2年物利回りは1.8ベーシスポイント(bp)上昇し4.578%。10年物利回りは2.4bp上昇し4.661%。
2・10年債のイールドカーブはスティープ化し、スプレッドは前日終盤の5bpから8bpに拡大した。
欧州銀行間取引金利(EURIBOR)先物の2009年各限月は5ティック上昇。
ユーロ翌日物無担保金利加重平均(EONIA)が織り込む12月までのECBによる0.25%利上げの確率は約80%。来年1月までの利上げはほぼ完全に織りこんでいる。
一方、米金利先物は、連邦準備理事会(FRB)が10月に利上げし、来年1月に再度利上げする確率を織りこんでいる。
[東京 24日 ロイター]
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