ダウとS&Pが4日ぶり反発、指標受け経済安定化期待高まる

2009年 06月 19日 07:41 JST
 
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 [ニューヨーク 18日 ロイター] 米株式市場はダウとS&Pが4営業日ぶりに反発。米フィラデルフィア地区連銀製造業業況指数などの指標を受け、経済が安定化しつつあるとの期待が再び高まった。

 ダウ工業株30種は58.42ドル(0.69%)高の8555.60ドル。

 ナスダック総合指数は0.34ポイント(0.02%)安の1807.72。

 S&P総合500種は7.66ポイント(0.84%)高の918.37。

 今週下げを主導していた金融株がこの日の上昇を支えた。ディスカバー・フィナンシャル・サービシズ(DFS.N: 株価, 企業情報, レポート)は4%急伸。第2・四半期(3―5月期)の営業損失が市場予想ほど大きくなかったことや、不良債権が予想されていたほど増えなかったことが支援材料になった。

 保険会社リンカーン・ナショナル(LNC.N: 株価, 企業情報, レポート)は6.9%高。クレディ・スイスによる投資判断引き上げが好感された。フィラデルフィアKBW保険株指数は1.8%上昇。S&P金融株指数は2.5%高となった。

 この日発表された新規失業保険週間申請件数は前週から増加したものの、受給総数が1月以来初めて減少に転じた。また、フィラデルフィア地区連銀が発表した6月の製造業業況指数はマイナス2.2と、9カ月連続で判断の分かれ目となるゼロを割り込んだものの、市場予想のマイナス17を大幅に上回った。

 ゼファー・マネジメントのマネジングディレクター、ジム・アワド氏は「これらのデータは、今四半期に経済が底を打つのではないかという見方を支持する内容だった」と指摘した。

 ナスダックは一部の大型ハイテク株の下落に圧迫され、ほぼ変わらずで引けた。カナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)(RIMM.O: 株価, 企業情報, レポート)は通常取引終了後の時間外取引で、決算発表を受けて5.2%急落した。同社の決算は増益となったものの、失望を誘う見通しを示した。通常取引の終値は約1%安。

 経済動向に左右されにくいヘルスケア関連株やその他のディフェンシブ銘柄は上昇し、相場を支援。医薬品大手メルク(MRK.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%高となった。

 一方、機械大手キャタピラー(CAT.N: 株価, 企業情報, レポート)は2.1%下落し、ダウを圧迫した。同社の小売販売の減少ペースが5月に加速したことが嫌気された。

 
 
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