インテルとノキア、次世代携帯情報端末で技術提携

2009年 06月 24日 13:37 JST
 
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 [サンフランシスコ/ニューヨーク 23日 ロイター] 米半導体大手インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)と携帯電話機大手のフィンランドのノキア(NOK1V.HE: 株価, 企業情報, レポート)は23日、次世代の携帯情報端末の開発で技術提携したと発表した。

 提携の下、両社は次世代のモバイル・コンピューティング関連機器を開発する。ただし、開発する機器の種類や市場投入時期などの具体的な事項は明らかにしなかった。

 両社の発表によると、インテルはノキアから高速無線通信技術に関する特許を買収する。また両社はオープンソース・モバイル・リナックス・ソフトウエア・プロジェクトでも協力。アナリストは、この提携からインターネット検索大手の米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の携帯端末向けOS「アンドロイド」と競合する製品が生まれる可能性があると指摘している。

 インテルとノキアは「現在使われている多機能携帯電話機、ノートパソコン、ネットブックを超えた新しいモバイル端末のプラットフォーム」の開発を目指すとしている。こうした新プラットフォームは、ハードウエア、ソフトウエア、モバイル・インターネット・サービスの全てに関わるとしている。

 両社は、今回の提携の目的は技術協力であり、ある特定の製品を開発することが目的ではないとしている。 

 アナリストは、今回の提携によりインテルは、携帯電話端末向け半導体市場で主導権を握る米クアルコム(QCOM.O: 株価, 企業情報, レポート)、および米テキサス・インスツルメンツ(TI)(TXN.N: 株価, 企業情報, レポート)に挑戦できる立場になる可能性があると指摘する。

 インテルはすでに韓国のLG電子(066570.KS: 株価, 企業情報, レポート)と携帯情報端末関連で提携関係を結んでいるが、携帯電話機世界最大手のノキアとの提携はインテルにとって大きな意味を持つ。インテルのオッテリーニ最高経営責任者(CEO)は、ネットブックなどの携帯情報端末市場は、近い将来インテルにとってパソコン市場と同じぐらい重要になると述べ、携帯情報端末市場への期待を語っている。

 一方、ノキアとってもインテルとの提携は、「iPhone(アイフォーン)」を販売する米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)、「ブラックベリー」を販売するカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)(RIMM.O: 株価, 企業情報, レポート)、および米携帯情報端末メーカーのパーム(PALM.O: 株価, 企業情報, レポート)などに対する競争力強化につながるとの見方もある。

 インテルはすでに、インターネット接続に機能を絞った小型パソコンであるネットブック向けの半導体「アトム」を販売。J.ゴールド・アソシエーツのアナリスト、ジャック・ゴールド氏は、今回の提携のもと開発される最初の機器はこの「アトム」に基づいたものになると予測。市場投入時期は2010年半ばになるとしている。

 
 

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