日本興亜との経営統合計画に高い意欲=損保ジャパン社長

2009年 06月 30日 16:39 JST
 
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 [東京 30日 ロイター] 損害保険ジャパン(8755.T: 株価, ニュース, レポート)の佐藤正敏社長は30日、日本損害保険協会の会長就任会見で、2010年4月に予定する日本興亜損害保険(8754.T: 株価, ニュース, レポート)との経営統合計画について「高い意欲がある」と語った。

 日本興亜の株主総会では、元役員が株主として損保ジャパンとの経営統合について疑問の声を挙げるなど統合計画の行方が注目されている。

 佐藤社長は、日本興亜との経営統合計画について「私の方としては(株主総会の承認を経て)統合していきたいという高い意欲がある」と、統合に向けた考えに変わりがないことを表明した。日本興亜の兵頭誠社長との話し合いの中で「OBは結局、今働いている人ではない。その人たちのためというより、今働いている人たちの未来のために(統合を)やりたいと言うことで一致している」と述べた。

 日本興亜をめぐっては、09年3月期決算の業績を引き上げるために保険金の支払いを意図的に遅らせたとの報道があったことについては、佐藤社長は、保険会社の経営者による一般論として「損保では、事故の報告があったときに発生主義で支払備金を積む。決算に合わせて増やしたり減らしたりするのは非常に難しい」と指摘。日本興亜による意図的な支払い先送りとの見方に否定的な考えを述べた。

 日本興亜は、支払い先送りの指摘について株主総会で、関係者のメールや書類の検証など「徹底調査した」とし「不適切な事実は認められなかった」「安心して欲しい」などと説明していた。

 
 

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