欧州市場サマリー(1日)
1301GMT 30日
ユーロ/ドル 1.4125 1.4033
ドル/円 96.700 96.310
ユーロ/円 136.62 135.22
1日終値 前営業日終値
株 FT100 4340.71(+91.50) 4249.21
クセトラDAX 4905.44(+96.80) 4808.64
金 現物午後値決め 938.25 934.5
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 98.970 (+0.020) 0.565(0.570)
独連邦債2年物 1.357(1.368)
独連邦債10年物(9月限) 120.87 (‐0.21) 3.412(3.379)
独連邦債30年物 4.214(4.194)
<為替> ユーロが上昇。欧州株式市場が堅調に推移しているほか、6月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)が改善したことが支援している。
朝方発表された6月の米ADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が47万3000人減と予想以上に減少した。
<株式> ロンドン株式市場は大幅高。リセッション(景気後退)が終わりに近づいているとの期待も広がるなか、原油価格の上昇を材料にエネルギー株などが買われた。
FT100種総合株価指数は今年3月につけた安値からは25.4%上昇、年初からは2.1%下落。
ETXキャピタルのシニア株式トレーダー、マーク・プリースト氏は「原油が値上がりすると、需要が伸び経済も回復し始めるとの期待が投資家の間で広がるようだ」と述べた。
エネルギー株では、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.4─4.2%高。
鉱山株も高い。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.5─6.3%高。
ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)の上昇が目立ち9.9%高。自社株買いの規模を40%増の3億5000万ドルに拡大したことを好感した。
小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)(MKS.L: 株価, 企業情報, レポート)が3.8%高。第1・四半期の基調販売が予想ほど落ち込まなかったことや、アナリストが通期業績見通しを若干引き上げたことが材料となった。
銀行株もおおむね堅調。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(スタンチャート)(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が1.4─3.5%上昇した。
一方、配当落ちでマン・グループ(EMG.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.6%下落した。
欧州株式市場は反発。堅調な金属価格を背景に鉱山株が買われたほか、銀行株が上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数は15.49ポイント(1.82%)高の865.66。期末となった前日の取引では1.1%下落していた。
DJユーロSTOXX50種指数は48.04ポイント(2.0%)高の2449.73。
銅価格が3%、アルミ価格が2%、ニッケル価格が6%それぞれ上昇したことを受け鉱山株が堅調となった。インドに注力するベダンタ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)は9.9%高。自社株買いの規模を40%拡大し3億5000万ドルにすると発表した。
米原油先物が2.5%上昇し1バレル=71ドルを超えるなか、エネルギー株の上昇も目立った。レプソル(REP.MC: 株価, 企業情報, レポート)、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)、スタトイル・ハイドロ(STL.OL: 株価, 企業情報, レポート)などが値上がりした。
銀行株にも買いが入った。ドイツ与党議員が不良資産買い取り機関(バッドバンク)の設立法案を承認したことを背景にコメルツ銀行(CBKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が18.6%急伸。BNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)、ポストバンク(DPBGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)も上昇した。
小売り大手カルフール(CARR.PA: 株価, 企業情報, レポート)は5.7%高。利益拡大に向け2012年までに45億ユーロのコスト削減を目指す計画を明らかにした。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債入札が落胆させる結果となったことで需給懸念が再燃した。米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を翌日に控え、神経質な展開となった。
過去2週間で先物は3ポイント超上昇、10年物利回りは約30ベーシスポイント(bp)低下していたことに加え、株式が堅調となっていることから、今週は一服商状が予想されたとトレーダーは述べた。
2日のECB理事会や米雇用統計を前に買いポジションを積み上げることに市場参加者は消極的だと指摘する向きもいた。
10年物独連邦債入札は応札倍率が1.3倍にとどまり失望を誘ったとアナリストは述べた。
新たな四半期を迎え、米国債は軟調で始まった。2日には米財務省がインフレ連動10年債・3年債・10年債・30年債の入札条件を発表することから、需給懸念に再び焦点が移っている。
インベステックのチーフエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「きょうは主に米国(市場の動向)主導で動いた。入札の影響も一時見られたが、それよりもこのところ買われていた米債と独連邦債の調整だろう」と述べた。
独連邦債先物9月限は19ティック安の120.92。200日移動平均を下回り、5日移動平均を試している。
独連邦債10年物利回りは前日終盤から3.6bp上昇し3.416%。同2年物利回りは1.1bp強低下し1.357%となった。
独連邦債はユーロ圏の他の高利回り国債をアンダーパフォームし、利回り格差は数週間ぶり水準に縮小した。
ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債と独連邦債の利回り格差は3週間ぶり水準である102bpに縮小した。ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は5週間半ぶりの水準である162bp付近まで縮小した。
[東京 2日 ロイター]
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