東京外為市場・正午=ドル96円後半、上下値幅34銭の狭いレンジ取引
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
正午現在 96.63/65 1.4113/18 136.39/45
午前9時現在 96.49/53 1.4144/48 136.51/57
NY17時現在 96.60/66 1.4147/50 136.65/80
[東京 2日 ロイター] 正午時点のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ同じ96円後半で推移している。海外市場での下げが一服し、米雇用統計などのイベントを待って動意に乏しい展開になった。
ドル/円のアジア時間に入っての上下値幅は96円半ばをはさんで34銭。きょうは海外時間に6月の米雇用統計と欧州中央銀行(ECB)理事会というイベントを控えて「短期筋以外には大きな動きはみられない」(国内銀行)という。
また「96.55円付近に大量のオプションがある」(外銀)ことを指摘する声も出ている。「オプションを意識して、96円半ばで値動きが狭まっている」(都銀)という。
ユーロ/円は136円後半から前半へと弱含んだ。きのう海外市場で上昇したあとのポジション調整売りが出たという。「米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて新たなポジション構築はできない」(都銀)との声が聞かれた。
一方、豪ドルが軟調。0.8075ドル付近から、一時0.8060ドル割れまで下落した。豪連邦統計局が発表した5月の豪貿易収支が5.56億豪ドルの赤字と、事前予想(1.25億豪ドルの赤字)を上回ったことで売りが強まったという。
1日には全日空(9202.T: 株価, ニュース, レポート)やみずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)の増資が発表され、ともに半分程度を海外で募集することが明らかになった。「円買いにつながりそうだ」(シンクタンク)との声が出ている。ただ「投資家は為替リスクは取らないのではないか」(国内銀行)との声もあり、インパクトは限定的との見方も出ている。
全日本空輸(9202.T: 株価, ニュース, レポート)は公募増資で最大1800億円を調達すると発表した。公募による新株発行数は5億3750万株で、このうち国内一般募集が2億5000万株、海外募集が2億8750万株。また、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)は国内と海外で最大30億株の普通株発行による増資で約6800億円を調達すると発表した。国内・海外の販売がそれぞれ13億0440万株ずつ、需給に応じて追加的に発行するオーバーアロットメントが国内・海外でそれぞれ上限1億9560万株とする。
(ロイター日本語ニュース 松平陽子)
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