仏ソジェンの第4四半期は大幅減益 ギリシャ国債の評価損など響く
[パリ 16日 ロイター] フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)が16日発表した2011年第4・四半期決算は、投資銀行部門の不良資産の減損処理やギリシャ国債の追加評価損計上が響き、88.6%の減益となった。減益幅はアナリスト予想を上回った。
同期の純利益は1億ユーロ(1億3066万ドル)で、前年同期の8億7400万ユーロを大きく下回り、ロイターが集計したアナリスト10人の予想(1億9000万ユーロ)にも届かなかった。
収入は60億1000万ユーロと12.4%減少したが、予想の58億1000万ユーロは上回った。
狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率については、厳格化された9%の基準を半年早く達成した。ソジェンはこの基準を達成するため、2011年は配当を見送ると発表していた。
ソジェンのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)はCNBCテレビに対し、資本市場業務は好調な滑り出しを見せたものの、依然として今年の見通しには慎重になっていると語った。
同CEOはまた、欧州中央銀行(ECB)による巨額の流動性供給は重要な動きだったと評価しつつ、先行きの経済成長は低調だろうと予想した。
ソジェンは保有するギリシャ国債について1億6200万ユーロの評価損を計上し、引当率が75%になったとしている。
主力部門である法人・投資銀行部門の純損益は4億8200万ユーロの赤字だった。08年の金融危機から持ち越された不良資産の減損処理やユーロ圏債務危機が金融市場に与えた影響が響き、同部門の収入は3分の2減少した。
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