シドニー株式市場・大引け=続落、年度としては26年ぶりの大幅な下落率

2008年 06月 30日 17:04 JST
 
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                  (カッコ内は前営業日比)

S&P/ASX200指数終値(暫定値)5215.3 (‐21.7)

     前営業日終値         5237.0 (‐70.0)

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 [シドニー 30日 ロイター] 30日のシドニー株式市場は続落。年度としては2

6年ぶりの大幅な下落率を記録した。投資家の間では、記録的な原油高による企業利益や

経済成長への影響をめぐる不安が依然根強い。

 AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略部門責任者シェーン・オリバー氏は「相

場は今後数週間に上昇する可能性があるが、向こう3、4カ月間は厳しい状況が続く可能

性が高い」と述べた。

 S&P/ASX200指数 終値(暫定値)は21.7ポイント(0.41%)

安の5215.3と、3月20日以来の安値で引けた。2008年度(07年7月─08

年6月)を通じては16.9%安。前出のオリバー氏によると、年度としては1982年

以来の大幅な下落率となる。

 リーマン・ブラザーズが米メリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)について、第2・四半期に54億ドル

の追加評価損を計上するとの見通しを示したことを受けて一段のクレジット関連損失をめ

ぐる懸念が高まり、金融株を圧迫。ウエストパック銀行(WBC.AX: 株価, 企業情報, レポート)が3.3%、コモンウェ

ルス銀行(CBA)(CBA.AX: 株価, 企業情報, レポート)が0.8%、それぞれ下落した。セント・ジョージ銀行

(SGB.AX: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%急落。

 インフレ高進をめぐる懸念も、金利に敏感な銀行株の圧迫材料となった。民間調査によ

る6月の豪インフレ指標は前年比で過去最高の伸びを記録した。

 半面、資源銘柄は買われ、BHPビリトン(BHP.AX: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%高。米原油先物CLc1が

前週末27日に1バレル=143ドルに迫り、過去最高値を更新したほか、世界的な株安

を受けた商品市場への資金流入で金相場<XAU=>も上昇した。

 リオ・ティント(RIO.AX: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%高。英フィナンシャル・タイムズ(FT)は、アル

セロールミタル(ISPA.AS: 株価, 企業情報, レポート)がリオ・ティントの買収合戦に参入することを検討していると

伝えた。

 石油・ガスのオイル・サーチ(OSH.AX: 株価, 企業情報, レポート)は4%近く、金鉱山開発のニュークレスト・マイ

ニング(NCM.AX: 株価, 企業情報, レポート)は1.4%、それぞれ上昇した。

 バブコック・アンド・ブラウン(BNB.AX: 株価, 企業情報, レポート)は17.9%急伸。

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