米金融・債券市場=下落、米小売売上高やFRB当局者発言が圧迫

2008年 05月 14日 06:56 JST
 
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 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米金融・債券市場は下落。予想より強い内容となった4月米小売売上高や、米連邦準備理事会(FRB)当局者の追加利下げに対する消極姿勢が圧迫材料となった。

 4月の輸入物価が1.8%上昇しアナリスト予想を上回ったこともインフレ懸念を高め、相場を圧迫した。

 一方、短期金融市場における緊張の目安となるTEDスプレッドは、前年8月初旬に信用危機が発生して以降の最低水準をつけた。

 バーナンキFRB議長はこの日、FRBの緊急流動性対策は金融市場の緊張緩和につながったものの、市場は依然として回復過程にあるとの認識を示した。

 この日発言した、クリーブランド地区連銀のピアナルト総裁、サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁、カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁およびダラス地区連銀のフィッシャー総裁は全て、金利を低水準であまりにも長期に据え置くことによるインフレ高進のリスクに警戒感を示した。

 三菱東京UFJ銀行(ニューヨーク)の首席金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は「FRB当局者の発言、とりわけ質疑応答では、FRBは中立だが、成長下振れリスクからインフレ高進リスクへと、いつ焦点を移すべきかを思案していることが示された」との見方を示した。

 米金利先物市場が織り込む6月の25ベーシスポイント(bp)利下げ確率は6%に低下した。

 10年債価格<US10YT=RR>は30/32安、利回りは3.91%。前日は3.80%。

 2年債価格<US2YT=RR>は9/32安、利回りは2.47%。前日は2.32%だった。

 Tボンド先物6月限3USM8は1─13/32安の115─27/32。

 Tノート先物6月限3TYM8は1─3.5/32安の114─29.5/32。

 

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