東南アジア株式=大半が下落、シンガポールは1週間ぶり安値

2008年 05月 8日 20:37 JST
 
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 [シンガポール 8日 ロイター] 8日の東南アジア株式市場はおおむね下落した。

UOBバンク(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)など金融株が下げたほか、インフレ上昇をめぐる懸念が圧迫要因

となり、シンガポール市場は約1週間ぶりの安値をつけた。

 1バレル=123ドルを突破するなど原油先物相場CLc1が過去最高値を更新している

ほか、コメなど主食の価格高騰も重なり、世界の投資家らは懸念を強めている。アナリス

トらによると、インフレ高進時の株式市場のパフォーマンスは歴史的に見てさえないとい

う。

 ただ、シティグループのアナリスト、マーカス・ロスジェン氏はアジア地域の企業収益

に関して、賃金に影響が波及しない限り、インフレ上昇の影響を受けないとみられると指

摘。その一方、「世界的な景気減速が企業収益のガイダンスに影響を及ぼすまで、アジア

市場は引き続き上昇可能との見方に変わりはない。世界的なスローダウンの影響、そして

アジア地域はその影響を免れないとの事実は新たな市場の弱さにつながるもようだ」と強

調した。

 シンガポール市場.FTSTIは1.77%安。UOBバンクは3.6%下落し、1週間ぶ

り安値をつけた。また、シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%安で約2カ月ぶり

の安値となった。

 クアラルンプール市場.KLSEは0.53%、ジャカルタ市場.JKSEは0.24%、ベ

トナム市場.VNIは1.42%それぞれ下げた。ベトナム市場の年初来下落率は45%に

達し、アジア市場の中で最もパフォーマンスが悪いという。

 一方、マニラ市場.PSIは0.77%高。アヤラ・ランド(ALI.PS: 株価, 企業情報, レポート)は四半期決算の収益

が42%増加したのを受け、2.5%高となった。

 バンコク市場.SETIは0.17%上昇。原油相場上昇を受け、PTTエクスプロレー

ション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKは3.4%高となった。

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