欧州市場サマリー(21日)

2008年 05月 22日 05:05 JST
 
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  1238GMT 20日

ユーロ/ドル<EUR=> 1.5752 1.5656

ドル/円<JPY=>   103.36 103.59

ユーロ/円<EURJPY=>   162.76 162.28

              21日終値     前営業日終値

株 FT100 6198.1(+ 6.5)  6191.6

  クセトラDAX     7040.83(‐77.67)   7118.50

金 現物午後値決め 923.00   914.50

        (カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(6月限)  95.165 (‐0.030)  4.015(4.017)

独連邦債2年物 4.120(3.997)

独連邦債10年物(6月限) 112.94 (‐0.64) 4.267(4.192)

独連邦債30年物   4.732(4.666)

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 <為替> ユーロ/ドル<EUR=>が1カ月ぶり高値をつけている。ドイツのIFO経済研

究所が発表した5月の業況指数が予想を上回ったことを受けユーロ圏の利上げ観測が高ま

り、ユーロ買いにつながっている。

 <株式> ロンドン株式市場は小反発。原油価格が最高値を更新するなかエネルギー関

連株が上昇した。ただ、インフレ懸念が全般的に相場を圧迫した。

 石油株はFT100種総合株価指数.FTSEを57ポイント押し上げた。米原油在庫が

予想外に減少したことから、米原油先物CLc1は132ドルを突破し最高値をつけた。

 BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%高、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.7%高、

BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は5.5%高、石油探査ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート) は4.6%高と

なった。

 一方、インフレ懸念から銀行株は下落。スイスの大手銀行UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)が株主割当

増資の増額を迫られるとの見方も圧迫材料となった。UBSのコメントは得られていない。

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%、アライアン

ス&レスター(ALLL.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%、HBOS(HBOS.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.3%値を下げた。

 イングランド銀行(英中央銀行)が公表した5月7―8日の金融政策委員会議事録によ

ると、両日の同委員会では、賛成8・反対1で政策金利を5.0%に据え置くことを決め

た。委員は成長促進よりもインフレ抑制に主眼を置いていることが明らかになり、利下げ

観測が後退したことも銀行株には売り材料となった。

 鉱山株は上昇。リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリト

ン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシス(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.7─2.8%高となった。

 配当落ちとなったHSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユニリーバ(ULVR.L: 株価, 企業情報, レポート)、ホーム・リテール・グルー

プ(HOME.L: 株価, 企業情報, レポート)などが売られた。

 欧州株式市場は続落。原油が132ドルを超えて最高値を更新したことを受け、イ

ンフレ高進や企業業績をめぐる懸念が高まった。

 スイスの銀行大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%安。株主割当増資の規模が懸念されてい

る。株価が下落していることから、当初の予定を上回る規模の株式発行が必要になるとの

観測をトレーダーは指摘した。

 FTSEユーロファースト300種指数は9.91ポイント(0.73%)安

の1340.63。5月1日以来の最安値で引けた。

 DJユーロSTOXX50種指数は28.18ポイント(0.74%)安

の3794.13。

 石油株が高い。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%高、英蘭系石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シ

ェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.7%高。スペインのレプソル(REP.MC: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%高。

 ラ・フランセーズ・デ・プラスマンの株式マネジメント部門代表、エマニュエル・モラ

ノ氏は「最近の原油高の加速は、いずれ株式に大きな影響を及ぼすだろう。商品・エネル

ギーを大量に消費する企業はすでに業績悪化の見通しを示している」と指摘した。

 原油高の影響で航空株は下落。アイルランドのライアンエア(RYA.I: 株価, 企業情報, レポート)は5.1%安。エ

ールフランスKLM(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)は3.5%安。ルフトハンザ航空(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は3.1%安。

 DJSTOXX欧州銀行株指数は2.3%下落した。

 前出のモラノ氏は「増資はもろ刃の剣だ。発行株式数が増加し利益が縮小することで、

株価収益率のようなバリュエーション指標が信用危機以前よりも悪化している。UBSが

その典型だ」と語った。

 <ユーロ圏債券> 下落。予想外に上昇した独IFO業況指数を受け欧州中央銀行

(ECB)の年内利下げ観測が後退、独連邦債2年物利回りは前年末の水準に急上昇した。

 5月のIFO業況指数は103.5となり、前月の102.4から上昇、市場予想は

102.0だった。独経済が第1・四半期に堅調な成長を記録した後、わずかな鈍化にと

どまる可能性が示された。

 原油先物が132ドルを突破し、インフレや企業業績への懸念が高まったことで株価が

下落したものの、債券を押し上げるには至らなかった。

 2年債利回りが急上昇し4%を超え、2・10年債の利回り格差は14ベーシスポイン

ト(bp)と、前年10月末以来の水準にフラット化した。UBSのテクニカルストラテ

ジストは、利回り差が少なくとも11bpにフラット化する可能性があるとの見通しを示

した。

 1510GMT時点で、独連邦債先物6月限FGBLc1は今週の上昇分をほぼ全て削り、

テクニカル支持水準の113.45と113.10を下抜けた。コメルツ銀行や野村証券

のストラテジストによると、次の節目は112.81の水準。

 独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは前年12月末以来の高水準となった。

 EURIBOR<0#FEI:>金利先物の2009年各限月は最大10テック下落、市場に織

り込まれたECBによる利上げの確率が高まった。

 金利スワップ市場では、2・10年物のスワップ金利スプレッドは約8bpで、逆イー

ルドが継続した。2年物<EURAB6E2Y=>は4.766%、10年物<EURAB6E10Y=>は

4.689%。

 5月7─8日のイングランド銀行(英中銀)金融政策委員会議事録が公表され、金利据

え置きが8対1で決定されたことが明らかになったが、さほど材料視されなかった。

                           [東京 22日 ロイター]

 
 

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事業規模11兆円は十分な規模。定額減税も盛り込み評価できる。
減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
不十分。政府にはもっと予算をつぎ込んで追加的景気対策を講じて欲しい。