東南アジア株式=大半が下落、ベトナム市場の下げ目立つ
[バンコク 22日 ロイター] 22日の東南アジア株式市場は大半が下落した。インフレ上昇への懸念から、シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ・バンク(UOBH.SI: 株価, 企業情報, レポート)など金融株が売られる半面、原油相場上昇を受けてタイのエネルギー株.SETENが押し上げられた。
ベトナム市場.VNIの下げが目立ち、2.75%安となった。ベトナム政府が燃料価格を引き上げたのを受け、インフレと景気鈍化の懸念が強まった。 前日に1週間ぶり高値をつけたシンガポール市場.FTSTIは0.98%安。マニラ市場.PSIは0.27%、バンコク市場.SETIは0.75%それぞれ下落した。
一方、投資家が引き続き商品(コモディティー)株を物色する中、ジャカルタ市場.JKSEは0.8%高となった。クアラルンプール市場.KLSEは0.55%高。
ティスコ・セキュリティーズのエコノミストは「(アジア)地域でかなり速いペースで加速しているとみられるコスト上昇の影響について、人々は消化している」と指摘。「地域全体を見た場合、現時点で大企業の経営状態に大きな影響を与えていないかもしれない。ただ、草の根レベルでは、食料価格高騰が消費に打撃を与え始めた明確なトレンドが見られる」と強調した。
シンガポール市場では、シンガポール・テレコム(STEL.SI: 株価, 企業情報, レポート)が下げを主導した。同社株は1.4%安。DBSグループ(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は0.1%安、ユナイテッド・オーバーシーズ・バンクは1.5%安。これに対し、ブライト・ワールド・プレシジョン・マシーナリー(BWRL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は80%、データクラフト・アジア(DCFT.SI: 株価, 企業情報, レポート)は約30%それぞれ急伸した。
クアラルンプール市場ではプランテーション株が買われ、IOI(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は0.91%、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は3.29%それぞれ上げた。
ジャカルタ市場では、テルコムTLKM.JKが7.75%高、ブミ・リソーシズBUMI.JKは0.8%高。
バンコク市場では、タイ石油会社(PTT)PTT.BKが1.54%、同社子会社のPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクションPTTE.BKは0.5%それぞれ値上がりした。
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