東南アジア株式=バンコク市場が大幅安、利上げや原油急落で
[シンガポール 16日 ロイター] 東南アジア株式市場では、バンコク、マニラ、クアラルンプール市場が下落した。世界的に経済状態が悪化していることや原油相場の急落が重しとなった。原油急落はタイ石油会社(PTT)PTT.BKなどエネルギー株を圧迫した。
クアラルンプール市場.KLSEは0.73%、マニラ市場.PSIは1.64%それぞれ下落したが、シンガポール市場.FTSTIは0.16%高、ジャカルタ市場.JKSEは0.15%高だった。
バンコク市場.SETIは3.38%下げ、15カ月ぶりの安値をつけた。タイ中央銀行が政策金利を0.25%引き上げた上、金融政策を一段と引き締める可能性もあり得ると表明したことを受けた。
バンコク市場の主要株価指数であるSET指数は反政府デモが5月後半に始まって以降、23%余り下落しているが、アナリストらは、現在の政局の不透明感がさらにエスカレートする可能性は低いとみている。
米原油相場CLc1が15日に1バレル=140ドルを割り込み、過去17年間で最大の下落を記録したことを受け、エネルギー株が売られた。
タイのPTTは7.4%下落し年初来安値をつけた。PTT傘下企業もPTTケミカルPTTC.BKが10%急落し、PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKは6.3%安だった。
パーム油相場安を背景に、マレーシアのパーム油生産大手ではインダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)が3.9%安、サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)が1.2%安。またシンガポールのウィルマー・インターナショナル(WLIL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%安。
ベトナムのホーチミン市場は1.40%高と、きょう唯一の大幅上昇。外国人投資家らが、優良株のうち、長期的に成長する潜在力のある銘柄に買いを入れた。
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