欧州市場サマリー(2日)
1331GMT 1日
ユーロ/ドルEUR= 1.4490 1.4604
ドル/円JPY= 109.09 108.04
ユーロ/円EURJPY= 158.08 157.81
2日終値 前営業日終値
株 FT100 5620.7(+17.9) 5602.8
クセトラDAX 6518.47(+96.67) 6421.80
金 現物午後値決め 798.50 822.25
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 95.030 (‐0.000) 4.337(4.333)
独連邦債2年物 4.105(4.029)
独連邦債10年物(9月限) 114.38 (‐0.14) 4.140(4.123)
独連邦債30年物 4.542(4.526)
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<為替> 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数.DXYが約10カ月
半ぶりの高水準をつけた。原油価格の大幅下落を受けて世界的なインフレ低下予想が
高まり、米国以外で利下げが行われるとの見方が強まった。
<株式> ロンドン株式市場は反発。英政府が実施した住宅関連支援策を手掛かりに銀
行株が買われた。その一方で、金属・原油相場の下落で商品株は安い。
FT100種総合株価指数.FTSEは17.9ポイント(0.32%)高の
5620.7。一時マイナス圏となる場面も見られた。
英政府はこの日、住宅関連の減税を発表した。住宅市場てこ入れを目的とした総額
10億ポンド規模支援策の一環。
これを受けて銀行や建設、住宅関連の小売などが上昇したが、支援策の規模が限定的な
ことから上値は重かった。
銀行株がこの日の上昇を主導。バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、英ロイヤル・バンク・オブ・ス
コットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダ
ード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)が0.5─2.8%高。ただ、HBOSHBOS.Lは売られ、
2.2%安。
住宅建設株ではパーシモン(PSN.L: 株価, 企業情報, レポート)、テイラー・ウィンピー(TW.L: 株価, 企業情報, レポート)、バラット・ディベ
ロップメンツ(BDEV.L: 株価, 企業情報, レポート)、ボビス・ホームズ(BVS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベルウェイ(BWY.L: 株価, 企業情報, レポート)が5.4─
10.1%高と急上昇。
建材販売のウーズレー(WOS.L: 株価, 企業情報, レポート)も5.4%高。
ホームセンター・家電小売りのキングフィッシャー(KGF.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.2%高、ホーム・リ
テール(HOME.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%高。
米原油先物CLc1の下落を受け、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(BAY.L: 株価, 企業情報, レポート)、カ
ーニバル(CCL.L: 株価, 企業情報, レポート)、トーマス・クック(TCG.L: 株価, 企業情報, レポート)が高い。
一方、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、BGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー
オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)などのエネルギー株は1.3─4.0%安。
金属価格の下げは鉱山株を圧迫し、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、
エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベ
ダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC.L: 株価, 企業情報, レポート)が
2.8─4.8%安。
ロンミン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)は逆行高。同社は、エクストラータによる100億ドルの敵対的買収
案を安過ぎるとし、再度拒否した。
欧州株式市場は反発。原油価格の下落を受けてインフレ懸念が後退し、金融株を支
援した。ハリケーン「グスタフ」の勢力が弱まったことによる安心感からフランスの保険
大手アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が買われ、保険株の上昇を主導した。
FTSEユーロファースト300種指数は10.85ポイント(0.91%)
高の1200.20。1182.72―1205.80と広いレンジでの値動きが見られ
た。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは52.06ポイント(1.55%)高
の3416.46。
金融株ではフランスのBNPパリバ(BNPP.PA: 株価, 企業情報, レポート)が4%超、クレディ・アグリコール<CAGR
.PA>が4%近くそれぞれ上昇した。仏・ベルギー系金融サービスグループのデクシア
(DEXI.BR: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%高、ベルギー・オランダ系フォルティス(FOR.BR: 株価, 企業情報, レポート)は4%高となった。
レンズバーグ・シェパーズのリサーチ部門代表アンドリュー・ベル氏は「ハリケーン・
グスタフが通過する中、原油が引き続き下落していることは成長にとって好ましい要因と
みられている」と指摘。景気は落ち込むと言うよりも停滞しているとの見方を示し「原油
下落は過去数カ月の大きな逆風が追い風となることへの期待につながっている」と述べた。
ブリューイン・ドルフィンのストラテジスト、マイク・レンホフ氏は「原油下落が明ら
かに相場を支援している」とし「インフレ低下は利下げへの道筋をつける」と述べた。
保険株ではアクサが7.2%高、蘭エイゴン(AEGN.AS: 株価, 企業情報, レポート)が4.5%高、英アビバ(AV.L: 株価, 企業情報, レポート)
が3.3%高となった。
<ユーロ圏債券> 下落。原油安を受けてインフレ観測が後退し、リスク志向が高まった。
資金は債券から株式にシフトし、欧州・米株式市場は上昇した。
ただ、8月の米ISM製造業景気指数が予想外に低下し、景気を見極める上での分岐点
の50を割り込んだことで、欧州債券相場は下げ渋った。
1444GMT時点で、独連邦債先物9月限FGBLU8は51ティック安の114.01。
一時、約1ポイント安の113.56に低下した。出来高は117万枚と、7月3日以
来の高水準となった。
2・10年債の利回り格差は一時9.8bpへ拡大し、イールドカーブが小幅スティー
プ化した。
週内に欧州中央銀行(ECB)理事会や8月米雇用統計の発表を控えていることから、
慎重な取引となった。
米原油先物CLc1は4月以来の安値に下落。ハリケーン「グスタフ」の勢力が弱まり、
米製油所への影響をめぐる懸念が後退した。
EURIBOR金利先物2009年各限月は最大10ティック低下した。
固定利付債と物価連動債の利回り差で市場の期待インフレ率を示すブレーク・イーブン
・インフレ率(BEI)は、原油下落を背景に低下を続けた。仏物価連動債
FR0010135525=に基づく10年のBEIは207bpへ低下した。
7月ユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、予想を下回る上昇にとどまったが、相場は
さほど反応しなかった。
[東京 3日 ロイター]
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