東南アジア株式=大半が下落、ベトナムは4.8%高

2009年 06月 8日 21:10 JST
 
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 [バンコク 8日 ロイター] 週明け8日の東南アジア株式市場は、大半の市場が序盤での上昇分を消す展開となった。シンガポール市場がキャピタランドなど大型株主導で1週間ぶりの安値をつけたほか、ジャカルタ市場とバンコク市場は銀行株安に押し下げられた。

 5日発表された米雇用統計で就業者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことを受けて8日の東南アジア株式市場は取引序盤で上昇。ただ1047GMT時点でMSCIアジア太平洋株指数(日本を除く).MIAPJ0000PUSは2.1%安の324.22と、この日の高値331.82を下回る水準だった。

 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは2.61%安で終了。一時は3%あまり下げ、5月29日以来の安値となる2321.41をつけた。不動産開発最大手のキャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%安。

 トレーダーらによると、同指数は過去3週間で12%近く上げ、8カ月ぶりの高値水準に接近していたことから、今後数営業日で2300か2250付近に下落する見通し。

 あるシンガポールのトレーダーはきょうの値動きについて、株価が過去2カ月間で大きく上げていたことから、健全な調整だと述べた。

 銀行最大手DBSグループ・ホールディングス(DBSM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は3.4%安。中国系の造船会社コスコ・コープ(COSC.SI: 株価, 企業情報, レポート)は5.6%安。シンガポール上場のプランテーション企業、ゴールデン・アグリ・リソーシズ(GAGR.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.4%の下げとなった。

 ジャカルタ市場.JKSEは1.07%安の2056.6で終了。一時は9月4日以来の高値となる2099.08まで上昇していた。

 銀行3位のバンク・ラクヤット・インドネシア(BBRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は5.2%安。最大手のマンディリ銀行は3.5%安、同4位の国営ヌガラ・インドネシア銀行(BNI)(BMRI.JK: 株価, 企業情報, レポート)は2.2%安。

 クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI)は0.25%安で引けた。一時は9月8日以来の高値水準に上昇していた。

 仏セメント大手ラファルジュのマレーシア法人ラファルジュ・マラヤン・セメント(LMCE.KL: 株価, 企業情報, レポート)は18.5%急落。ゲンティン(GENT.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%安。

 バンコク市場では、最近上昇していた銀行株に換金売りが出る中、SET指数.SETIは0.75%安で終了した。アユタヤ銀行BAY.BKは4.7%、サイアム・コマーシャル銀行SCB.BKは2.9%、それぞれ下落した。

 ベトナムのホーチミン市場.VNIは4.76%上昇し、9月10日以来の高値水準で引けた。マニラ市場.PSIは0.43%安。

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