欧州市場サマリー(6日)
1533GMT 3日
ユーロ/ドルEUR= 1.3931 1.3961
ドル/円JPY= 94.880 96.030
ユーロ/円EURJPY= 132.15 134.07
6日終値 前営業日終値
株 FT100 4194.91(‐41.37) 4236.28
クセトラDAX 4651.82(‐56.39) 4708.21
金 現物午後値決め 924.5 932.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.050 (+0.025) 0.505(0.494)
独連邦債2年物 1.224(1.245)
独連邦債10年物(9月限) 121.92 (+0.35) 3.303(3.337)
独連邦債30年物 4.090(4.126)
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<為替> ドルと円が全般的に上昇。世界的な景気見通しをめぐる懸念の高まりを背景
にリスク許容度が低下し、安全資産とみられる両通貨が買われている。
6月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数は前月から改善したが、市場は反応
薄となっている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。原油・金属価格の下落を受けてエネルギー・鉱山
株が売られた。ただ、ディフェンシブ銘柄が買われ、下値を支えた。
鉱山株では、ロンミン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)が8.5%安となったほか、エクストラータ (XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、
カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アメリカン(AAL.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)は
5─7.5%値下がりした。
リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は7%安。2007年に買収した米アルカンの食品包装部門ア
ルカン・パッケージング・フード・アメリカスを、米食品包装ベミス(BMS.N: 株価, 企業情報, レポート)に12億ド
ルで売却することで合意したと発表した。
原油価格は一時64ドルを下回り5週間ぶり安値をつけた。これを受け石油株の売りが
優勢となった。BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.1%、
それぞれ値を下げた。ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は2%安。
HSBCがシェルの投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ
たほか、BPやBGグループの目標株価を下方修正したことも石油セクターを圧迫した。
リスク許容度の低下を背景に銀行株も安い。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)、H
SBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.5─2.9%値下がりし
た。
一方、ディフェンシブ銘柄は堅調となった。消費財大手レキット・ベンキーザー(RB.L: 株価, 企業情報, レポート)
は2.5%高、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BATS.L: 株価, 企業情報, レポート)と菓子・飲料大手キャドバ
リー(CBRY.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%高。
医薬品のアストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)、シャイア(SHP.L: 株価, 企業情報, レポート)、グラクソ・スミスクラインは
0.9─1.1%値上がりした。
欧州株式市場は3営業日続落。最近の欧米・中国の信頼感指数が示していた景気回復の
持続性をめぐる懸念が再燃した。
石油・ガス、銀行、資源各セクターの下げが目立った。
FTSEユーロファースト300種指数は9.49ポイント(1.13%)安
の833.03。終値ベースでは5月13日以来の安値。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは32.60ポイント(1.37%)安
の2343.88。
原油価格が3.5%超下落する中、石油のENI(ENI.MI: 株価, 企業情報, レポート)が2.7%安、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が
2.6%安、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.1%安となった。
鉱山株ではリオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が7%安、鉄鋼アルセロールミタル(ISPA.AS: 株価, 企業情報, レポート)が
4.7%安。
DJSTOXX資源株指数は5.2%安。ドルが上昇し、主要国の景気回復を
めぐる懸念が高まる中、銅相場MCU3は3%超下落し、2週間ぶり安値をつけた。
金融株ではINGグループ(ING.AS: 株価, 企業情報, レポート)が4.5%安、ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)が3.2%安、
アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が3%安、ウニクレディト(CRDI.MI: 株価, 企業情報, レポート)が2.9%安、ロイヤル・バンク
・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)が2.9%安。
パリ再保険(PRI.PA: 株価, 企業情報, レポート)は逆行高。バミューダに拠点を置くパートナー再保険(PRE.N: 株価, 企業情報, レポート)が
20億ドルで同社を買収するとのうわさを好感し、14.5%高。
ディフェンシブ株の医薬品、通信、食品・飲料には買いが入っ
た。
ロシュ(ROG.VX: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%高、ボーダフォン(VOD.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.7%高、ブリティッシュ・
アメリカン・タバコ(BATS.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.8%高。
調査機関センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家センチメント指数は予想外に
悪化した。6月までは3カ月連続で改善していた。
世界銀行のゼーリック総裁は、世界経済の回復が近いと主要8カ国は想定すべきでない
と語った。総裁が主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)のホスト国イタリアのベルルス
コーニ首相にあてた書簡で明らかになった。
<ユーロ圏債券> 上昇し、独連邦債先物は7週間ぶり高値をつけた。企業決算シーズ
ンを控え警戒感が高まる中、株が売られ比較的低リスクの債券への需要が高まった。
イングランド銀行(英中銀)が週間オペで、市場価格を超える価格で長期債買い入れを
余儀なくされたこともプラス材料となった。ただ、相場が主要なテクニカル水準を試し、
6月の米ISM非製造業総合指数が予想を上回ったことから、上値は重かった。
週内に400億超ユーロの債券の利払いや償還が予定されているほか、目立った主要ユ
ーロ圏国債の入札がないことも相場を支えた。
ノルデアの首席アナリスト、ナイルズ・フロム氏は「全般的に一部リスク回避の動きが
ある。それに加え、多額の利払いがあり、大規模な資金が市場に戻ってくる」と指摘した。
1615GMT時点で、独連邦債先物9月限FGBLU9は39ティック上昇し
121.96。一時、7週間ぶりの高値となる121.99をつけた。
独連邦債2年債EU2YT=RR利回りは約4ベーシスポイント(bp)低下し1.208%。
一時、3月初旬以来の水準となる1.192%に低下した。
同10年物EU10YT=RR利回りは7週間ぶり低水準の3.298%。
ノムラの金利ストラテジスト、チャールズ・ダイベル氏は「10年物利回りが3.25
%での利食い売りを勧める。夏場に一段の流動性不安や銀行セクターのバランスシートを
めぐる懸念が生じた場合のみ、上昇が継続すると予想する」と述べた。
この日発表の指標では、調査機関センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家・ア
ナリスト信頼感指数は予想外に悪化した。6月までは3カ月連続で改善していた。
一方、6月米ISM非製造業総合指数(NMI)は47.0と、予想の46.0を上回
った。
[東京 7日 ロイター]
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