ユーロ圏金融・債券市場・終盤=下落、株価が切り返すなか下げに転じる
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.075 (‐0.010) 0.460(0.430)
独連邦債2年物 1.221(1.205)
独連邦債10年物(9月限) 122.18 (‐0.14) 3.273(3.267)
独連邦債30年物 4.053(4.065)
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[ロンドン 13日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は軟調。株式が堅調となる
なか債券は下落に転じた。
米株式はゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)をはじめとする今週の企業決算発表を前に神経
質な展開となっていたが、有力銀行アナリスト、メレディス・ホイットニー氏の強気のコ
メントを手掛かりに買いが膨らんだ。
RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は
「株式が売られていたため債券は強気で始まったものの、のちに株式が切り返したことを
受け債券は軟調となった」と述べた。
ただ、カリヨンのアナリストによると、今週は需給懸念からの圧迫がないことから、下
げは限定的だった。今週は約160億ユーロの入札が見込まれる半面、年初から2番目の
規模である550億ユーロ程度の償還や利払いがあるという。
前出のマグワイア氏は「供給面だけを見ると、欧州(債券相場)は今週強気となってし
かるべきだが、主要指標を欠くなか、独連邦債は米国の動向、特に第2・四半期決算の内
容に左右されるだろう」と指摘した。
独連邦債先物9月限FGBLc1は3ティック安の122.29。一時は122.47をつ
けたが、清算後の1536GMT時点では122.21まで下落した。ただ、季節要因か
ら出来高は34万枚と、前月の平均63万枚を大幅に下回った。
独連邦債2年物EU10YT=RR利回りは約2ベーシスポイント(bp)上昇し1.221
%。一時は1.194%をつけた。
同10年物EU10YT=RR利回りは3.272%に小幅上昇した。
今週はイタリア・フランス・スペインが約160億ユーロの国債入札を実施する見通し
となっている。
ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債IT10YT=RRと独連邦債の利回
り格差は一時若干拡大し約121bpと、4月下旬以来の水準となった。
欧州中央銀行(ECB)の発表によると、ECBおよびユーロ圏の各中央銀行が新たに
4300万ユーロのカバードボンドを買い入れ、買い入れ総額は6600万ユーロになっ
た。
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