欧州市場サマリー(23日)
1334GMT 22日
ユーロ/ドルEUR= 1.3009 1.2997
ドル/円JPY= 98.230 97.970
ユーロ/円EURJPY= 127.78 127.39
23日終値 前営業日終値
株 FT100 4018.23(‐12.43) 4030.66
クセトラDAX 4538.21(‐56.21) 4594.42
金 現物午後値決め 897.50 886.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 98.675 (+0.035) 0.865(0.850)
独連邦債2年物 1.466(1.483)
独連邦債10年物(6月限) 122.17 (‐0.17) 3.226(3.208)
独連邦債30年物 3.987(4.002)
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<為替> ユーロが対ドルで1週間ぶりの高値をつけた。欧州経済と銀行システムに関
する明るい兆候が一部で見られ、極端なリスク回避の動きが後退している。
前日大幅に下落したポンド/ドルGBP=も反発している。
<株式> ロンドン株式市場は小反落。銀行・医薬品株の下げが商品(コモディティ)・
小売株の上昇を上回った。
出来高は過去90日間の平均の86.6%と少なかった。
CMCマーケッツの市場アナリスト、 ジェームズ・ヒューズ氏は「市場は方向性が定
まっていない。株式は(ことし初めの)大幅な下落から急激に値を戻し、再び下落基調に
転じている」と述べた。
銀行株の下げがきつい。米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)が前日発表した第1・四半期決
算が2四半期連続の赤字となったことを受け、米株市場で銀行株が売られたことに追随し
た。
HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)、スタンダード・チャータ
ード(STAN.L: 株価, 企業情報, レポート)は2.1―4.5%下落した。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.3%安。第1・四半期の業績が前年同期を大きく上回った
ことを明らかにしたほか、2009年下半期に配当支払いを再開する方針を示した。
資産運用のシュローダー(SDR.L: 株価, 企業情報, レポート)も値下がりした。第1・四半期の税引き前利益が54
%減となったことを嫌気した。
製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%下落。前日発表したさえない第
1・四半期決算の影響が尾を引いた。アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は1.9%安だった。
石油株が買われた。米原油先物CLc1が1バレル=49ドル付近で推移した。BP
(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)、ケアン・エナ
ジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)が1―2.7%上昇した。
鉱山株はまちまち。軟調な金属価格を背景に下げに転じる動きがあった。リオ・ティン
ト(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)は4%、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)は1%、それぞれ上昇した。一方、カザキミス
(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)とアントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)は下落した。
ロンミン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)が9.5%上昇。第2・四半期でプラチナ販売が30%増加し、
2009年業績見通しを再確認した。これを受けてカゼノブはロンミンの投資判断を「ア
ンダーパフォーム」から「インライン」に引き上げた。
小売株が前日から一段高。百貨店チェーンのディベンハムズ(DEB.L: 株価, 企業情報, レポート)が21.7%上昇
し上げを主導した。上半期の税引き前利益と売上高が市場予想を上回ったことを明らかに
したほか、下半期の最初の数週間の取引も改善していると述べた。
ネクスト(NXT.L: 株価, 企業情報, レポート)、マークス・アンド・ スペンサー(MKS.L: 株価, 企業情報, レポート)、ホーム・リテール・グ
ループ(HOME.L: 株価, 企業情報, レポート)は3.3―6.6%上昇した。
欧州株式市場は荒い値動きとなり反落。一連の企業決算を消化する中、銀行株が一
時の上げを削った。また、米住宅指標が予想を下回ったことで、失望感が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数は3.29ポイント(0.41%)安
の791.95。一時801.27をつける場面もあった。
DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは26.15ポイント(1.14%)安
の2259.54。
3月の米中古住宅販売は前月比3%減の年率457万戸となり、市場予想の470万戸
を下回った。
銀行株は一時上昇したものの押し戻され、まちまちで取引を終えた。
HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、サンタンデール(SAN.MC: 株価, 企業情報, レポート)、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、ドイツ銀行
(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は2.1─4.1%安。
一方、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は8.8%高。第1・四半期決算は純利益が20億
スイスフラン(17億1000万ドル)とアナリスト予想を大幅に上回った。業績見通し
に関しても引き続き楽観的な見方を示した。
商品株が上昇し相場を下支えた。原油が1.6%高となったことを手がかりに、BGグ
ループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)、BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)、トタル(TOTF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が
0.6─2.2%高となった。
鉱山株ではロンミン(LMI.L: 株価, 企業情報, レポート)の上昇が目立ち9.5%高。四半期売上高が30%増とな
ったほか、5億7500万ドルの債務借り換え計画を発表した。
BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシズ(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)も
0.9─4%高。
<ユーロ圏債券> 小幅続落。景気刺激策の財源確保に向けた国債増発による供給過剰
への懸念が高まり、債券相場を圧迫した。
独連邦債は域内の他の国債をアンダーパフォームした。これにより一部の利回りスプレ
ッドは2008年末ごろの水準に縮小した。
朝方発表された4月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)は製造業・サービス業と
もに6カ月ぶり高水準となり、景気悪化に歯止めがかかったことが示された。これを受け
て独連邦債は売りが優勢となった。
英債務管理庁(DMO)が前日、今年度(2009年4月─10年3月)の国債発行額
が過去最高の2200億ポンドになるとの見通しを示したことは、引き続き英国債を圧迫
し、独連邦債の下落にもつながった。
ただ、3月の米中古住宅販売が予想を下回ったことを嫌気し欧米の株式市場が若干弱含
んだことで、債券相場の下げは限定的だった。
インベステックのチーフエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「市場は景気回復が近
いとはとらえておらず、将来的なインフレや財政赤字のあおりを受けた資本市場ひっ迫の
可能性を債券投資家は懸念している」と指摘した。これが積極的な買いを手控えるムード
につながっているとの見方を示した。
1520GMT時点で、独連邦債先物6月限FGBLc1は13ティック安の122.21。
一時121.94まで下げた。
独連邦債10年物EU10YT=RR利回りは0.5ベーシスポイント(bp)上昇し
3.223%。同5年物EU2YT=RR利回りも2.9bp上昇し2.457%。一方、同2
年物EU2YT=RR利回りは1.6bp低下し1.452%となった。
英国債先物6月限FLGM9は66ティック安の120.41。
ロイターのデータによると、10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は209
bp前後と、1月初旬以来の水準に縮小した。前日終盤は約220bpだった。
カリヨンの金利ストラテジスト、ピーター・チャットウェル氏によると、投資家は向こ
う2週間に相次いで実施される米財務省証券の入札にも注目している。
[東京 24日 ロイター]
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