香港株式市場・前場=続落、中国のインフレめぐる懸念で

2008年 05月 9日 15:22 JST
 
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    ハンセン指数.HSI  前営業日比 売買代金概算

 前場終値    25038.06   411.73安  447.0億香港ドル

 寄り付き    25401.91    47.88安

 前営業日終値  25449.79   160.42安  769.5億香港ドル

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 [香港 9日 ロイター] 9日の香港株式市場は続落して前場を終えた。中国の王岐

山副首相が、中国経済にとってインフレが最大の問題であると述べたことを受け、同国の

景気見通しをめぐり懸念が高まった。副首相はまた、金融政策の引き締めスタンスを維持

することで景気抑制を図る方針をあらためて示した。

 この日発表された4月の中国生産者物価指数(PPI)は前年同月比8.1%上昇で、

前月の8.0%上昇からやや加速。食品、エネルギー、原材料価格の上昇が目立ち、PP

I上昇率は2004年後半以来の高水準となった。

 SGセキュリティーズのトレーダー、アンドリュー・クラーク氏は、王副首相の発言に

ついて「タイトな金融政策によってインフレと闘うという政府の決意を強く示すものだ」

と述べた。

 ハンセン指数.HSIの前場終値は411.73ポイント(1.62%)安の

2万5038.06。ハンセン中国企業株指数(H株指数).HSCEは270.15ポイ

ント(1.95%)安の1万3616.44。

 HSBCホールディングス(0005.HK: 株価, 企業情報, レポート)は1.1%安。モルガン・スタンレーが同行の投

資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げたことが嫌気された。

 石油精製の中国石油化工(シノペック)(0386.HK: 株価, 企業情報, レポート)は4.6%、中国石油天然ガス(ペ

トロチャイナ)(0857.HK: 株価, 企業情報, レポート)は3%、それぞれ下落。原油価格が1バレル=124ドルを超

えて史上最高値を更新したことを受け、マージンが一段と圧迫されるとの懸念が高まった。

 カナダの生保大手、宏利金融(0945.HK: 株価, 企業情報, レポート)(MFC.TO: 株価, 企業情報, レポート)は5%急落。第1・四半期の純利益が

前年同期の9億8600万カナダドルから8億6900万カナダドルに減少したことが嫌

気された。

 中国移動(0941.HK: 株価, 企業情報, レポート)は1.22%下落したが、その他の中国系通信株は業界再編が近い

との観測を材料に買われ、中国連合通信(チャイナ・ユニコム)(0762.HK: 株価, 企業情報, レポート)が0.97%、

中国電信(チャイナ・テレコム)(0728.HK: 株価, 企業情報, レポート)が0.18%、それぞれ上昇した。

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