UPDATE3: クレジット市場動向=東電<9501.T>SBに利益確定売り、CDS指数一転ワイド化

2008年 07月 15日 17:13 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(公営)10年 8.0─8.5bp 銀行債(みずほ)5年 24─25bp

地方債(都債)10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 20─21bp

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 [東京 15日 ロイター] 一般債市場では、金利が低下(価格は上昇)したことで

東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>の国内普通社債(SB)に利益を確定させる売りが出た。

オファーは残存期間7年で23ベーシスポイント(bp)程度。クレジット・デフォル

ト・スワップ(CDS)市場では、iTraxxJapanシリーズ9<ITXCK5JA=GFI>の

プレミアムが政府系住宅金融機関(GSE)支援策の発表でタイト化した前日から一転ワ

イド化した。米金融機関の信用不安が払しょくできず14日の米国株式市場が続落したほ

か、米クレジット市場がワイド化したことに連動した。

 東京電力SBの利益確定の売りについて、ある銀行系証券のアナリストは「10年国債

流通利回りが1.5%台前半まで低下したことで、投資家は利益を確定させる売りを出し

た」と指摘。マーケットでは、政地債、財投機関債などにも利益を確定させる売りがみら

れた。

 東京電力は期間12年・発行予定額500億円のSBを16日に起債する可能性があ

る。投資家に向けて15日実施されているマーケティングのスプレッド・レンジは、

第46回国債流通利回りJBOND14に21─22bpを上乗せした水準となっている。

 JR東日本(9020.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9020=JFI>は15日、期間10年・20年、発行総額500億円

のSBの利率など発行条件を決めた。10年債は利率1.745%、発行額300億円、

スプレッド20bp、20年債は2.357%、200億円、17bp。マーケットでは、

スプレッドが投資家の需要を反映した妥当な水準となったため、順調に消化されたとみ

ている。主な販売先は、10年債が生損保、信託、投資顧問、系統金融機関、公的な機関

など、20年債が生保、公的な機関、信託などとなった。

 CDS市場では、iTraxxJapanシリーズ9のプレミアムが急上昇した。プレ

ミアムは15日、前日から13bp上昇となる144bpまでワイド化した。急上昇した

プレミアムについて、ある外資系証券のクレジットアナリストは「GSE支援策の発表で

タイト化した前日から一転ワイド化した。米金融機関の信用不安が払しょくできず14日

の米国株式市場が続落したほか、米クレジット市場がワイド化したことに連動した」と述

べた。15日の東京株式市場で日経平均.N225が200円を超す大幅続落となったこと

もプレミアムの上昇要因となった。

 

 個別では、新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)<0#5401=JFI>が44bpと43bp、JFEスチール

<0#5403=JFI>が46bp、住友不動産(8830.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8830=JFI>の3年が235bp、大林組

(1802.T: 株価, ニュース, レポート)<0#1802=JFI>が85bp、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)が38bp、ブリヂストン(5108.T: 株価, ニュース, レポート)

<0#5108=JFI>が35bp、新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)<0#5001=JFI>が30bpと27bp、JT

(2914.T: 株価, ニュース, レポート)<0#2914=JFI>が63bp、オリックス(8591.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8591=JFI>が250bp、

ヤマダ電機(9831.T: 株価, ニュース, レポート)の4年が100bp、三菱東京UFJ銀行<0#8315=JFI>のドル建てシ

ニアが85bpで、それぞれ取引された。

 気配は、ドル建て劣後で新生銀行(8303.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8303=JFI>が430─480bp、みずほ

コーポレート銀行<0#8310=JFI>が140─160bp、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀

行<0#8412=JFI>が135─150bpと横ばい圏。アイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>が

720─770bp、アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>が260─310bpとワイドな水準

となった。

 <CP発行市場>

 CP市場の発行総額は1700億円程度となった。発行レートは小幅上昇。a1+格の

電力・130億円(8月中旬期日、0.64%割れ)、a1+格の別の電力・100億円

(9月上旬期日、0.65%近辺)、a1+格の商社・240億円(10月中旬期日、

0.695%近辺)などの発行が観測されている。

CDSの情報は、JBOND33MARKITCDS<ITXCK5JA=GFI>をダブルクリックしてご覧下

  さい。なお、契約によっては、ご覧頂けないこともあります。

 
 

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減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
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