UPDATE3: クレジット市場動向=公営企業金融公庫の政保債に売り気配、CDS指数は小動き

2008年 07月 16日 18:20 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(公営)10年 8.5─9.5bp 銀行債(みずほ)5年 24─25bp

地方債(都債)10年 9.0─ 10bp 電力債(東電)10年 20─21bp

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 [東京 16日 ロイター] 一般債市場では、公営企業金融公庫<0#0906=JFI>の政保

債に売り気配が観測された。オファーは残存期間8年で11ベーシスポイント(bp)程

度。複数の国内証券のディーラーによると、公営企業金融公庫の発行残高が多いことか

ら、投資家は運用効率を考慮したうえで、残存期間が短くなった銘柄をポートフォリオか

らはずしている。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標となるi

TraxxJapanシリーズ9<ITXCK5JA=GFI>のプレミアムは小動き。16日の東京株

式市場で日経平均.N225が4日ぶりに小反発したことから、プレミアムは前日から低下

基調となったが、タイト化は限られた。投資家は17日から相次いで発表される米金融機

関の第2・四半期決算を待つ姿勢にある。

 公営企業金融公庫の政保債について、ある国内証券のディーラーは「投資家の中には利

益を確定させる売りを出すところもあった」と述べた。

 東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9501=JFI>は16日、期間12年、発行額500億円、利率

1.948%、スプレッド22bpで国内普通社債(SB)の利率など発行条件を決定し

た。複数の起債関係者によると、東京電力が4日に10年債と6年債で総額1000億円

のSBを起債したばかりで、発行残高の多さから購入に慎重になる投資家もいた。「生

保、公的な機関に販売できたが、利率の絶対水準が2%を割ったことで、買いを控えた投

資家もいた」(国内証券)との指摘があった。

 三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8058=JFI>は17日にも、10年・300億円のSBの利率など発

行条件を決める方向にある。投資家に向けて16日実施されているマーケティングのスプ

レッドは、第294回国債流通利回り<0#JPTSY=JBTC>に29bpを上乗せした水準となっ

ている。神戸製鋼所(5406.T: 株価, ニュース, レポート)<0#5406=JFI>も6年・100億円のSBを17日に起債する

見通し。

 日本格付研究所(JCR)は16日、ゼファー8882.T<0#8882=JFI>の長期優先債務格

付けをBB─からB+に、債券格付けをB+からBに引き下げ、ネガティブでクレジット

モニターを継続すると発表した。JCRによると、格下げは、不動産分譲事業など事業環

境に回復の兆しがなく、従来のビジネスモデルの維持が難しい中、中期的な収益力が低下

していることを反映した措置。

 CDS市場では、指標となるiTraxxJapanシリーズ9のプレミアムは小動き。

プレミアムは16日、143bp、142bp、141bp、140bpで推移した。

シリーズ9のプレミアムについて、ある銀行系証券のクレジットアナリストは「16日の

東京株式市場で日経平均が4日ぶりに小反発したことから、プレミアムは前日から低下基

調となったが、タイト化は限られた。投資家は17日から相次いで発表される米金融機関

の第2・四半期決算を待つ姿勢にある」と述べた。

 個別では、前日比較で横ばい圏で取引されるものが多かった。プロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)

<0#8574=JFI>が320bp、アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8572=JFI>が270bp、アイフル

(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>が755bpと横ばい。武富士(8564.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8564=JFI>が620bp

と635bpと、ややワイドな水準での取引。東京ガス(9531.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9531=JFI>が16bp

と15bp、中部電力(9502.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9502=JFI>が19bp、日興シティホールディングス

<0#8603=JFI>が135bp、三井住友海上火災保険8752.T<0#8752=JFI>の3年が58

bp、川崎重工業(7012.T: 株価, ニュース, レポート)<0#7012=JFI>の4年が44bp、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)が38bp、

近畿日本鉄道(9041.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9041=JFI>が77bpと78bp、みずほコーポレート銀行

<0#8310=JFI>のドル建てシニアが95bpでの取引。

 気配は、ドル建て劣後で新生銀行(8303.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8303=JFI>が420─500bp、みずほ

コーポレート銀行が147─170bp、三菱東京UFJ銀行<0#8315=JFI>が135─

147bp、三井住友銀行<0#8412=JFI>が130─150bpと横ばい圏。

 

 <CP発行市場>

 CP市場の発行総額は4000億円程度となった。発行レートは小幅上昇。a1+格の

電力・200億円(8月下旬期日、0.64%台半ば)、a1格の石油・270億円(8

月下旬期日、0.67%台前半)、a1格の電気機器・210億円(9月下旬期日、

0.69%台半ば)などの発行が観測されている。

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  さい。なお、契約によっては、ご覧頂けないこともあります。

 
 

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